三月の中ごろであった。
冬の名残りを連れ去るように春一番が空を駆け、窓をばたばたとたたいていた夜だった。
冷や奴が突然、海に行こうと言い出した。そのあまりの脈絡のなさに気でも違ったかと一瞬心配したのだが、それは杞憂に終わった。彼女は本気だった。
海で、朝日を見たいねん!
早速パパがネットで、朝日の見える東の海岸を探し始めた。そのとき「朝日は東の海じゃないと見れへんの?」という冷や奴の問いかけに、おお、いわれてみればそうだ、と一同納得し、いくら太陽が東から昇り西に沈むというのが世界の通説だからといって、それを盲目的に信じるのはよくないよね、ニュートンがりんごの木から落ちるという当たり前の現象を疑問に思ったことから万有引力を発見したように、太陽が東から昇るのを疑問に思うことも地球の未来のためには必要かもしれないね、うん、そうだね、じゃあ九十九里浜にしよう。東だし。近いし。ということで九十九里に決定した。
俺は明朝海辺でおやつやサンドイッチなどを食したらさぞ美味であろうと思い立ち、その材料を買うために財布を引っつかみ、外へ飛び出そうとした。そのとき「おやつって300円までというけれど、それは税込みなの税抜きなの?」という俺の問いかけに一同はおお、そういえばどっちだろう、と思い、激しく議論を重ねた結果どっちでも良いから早く買って来いということになり、以下ニュートン
結局寝たのは3時間、という全盛期のピンクレディー並みの睡眠時間で飛び起き、ミニスカートに履き替え、ペッパー警部の振り付けの確認をした後、玄関に横付けしたレンタカーにかばんひとつで飛び乗った。売れっ子と、朝の三時から海を見に行くという痴れ者たちの朝は早いのだ。
車が甲州街道に入り、東へと進路をとったころ、お菓子を食べ終わった俺ははやる心を抑えきれず、後部座席で寝た。
で、起きたら九十九里浜についてたーあはあはあはあははは

着いたときはまだあんちくしょうは水平線の彼方。本当に東から昇るのだろうか。世紀の一瞬。

ひまなのでお約束の砂浜に落書きなぞして遊んでみる。Good bye My Love. 気分はビバリーヒルズ。サンタモニカの風に吹かニュートン

昇った!太陽は東から昇ったよー!
同じ家に住んでると書くことがかぶるので、時間を置いてアップしてみました~
時差プレイ(笑) なんちゃってー
笑えん。
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