階段には浪漫があふれている。


前をのぼる若くてぷりぷりした尻を怪しまれずに観察できるという本来の目的だけでなく、その建築

様式にもなかなか興味深いものがある。



たとえば、我が家のリビングから二階へと続く階段をご覧いただこう。 




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この階段の建築様式は、詳しくは知らないが、なんか良い。



厚い板材を一枚ずつ階段状に連続させ、まんなかをレトロなピンクの絨毯が覆っている。



扉をはいってすぐ真上のライトを灯せば、格子の間を光と影がお戯れあそばす。



まるで鹿鳴館である。この階段を上がればそこは異国の人々が出会う晩餐、夜毎くりひろげられる舞踏会…

レイディーズ・ルームへ行ってくるわ、とパートナーに言い残し、誰の女でもなく通路を歩くときの、男たちの視線、嘆息、囁き。夜の愉しみはこの瞬間に凝縮されている。と山田詠美が云っていた




この感じが好きで、夜はわざとこの状態にしてからリビングをあとにする。決して消し忘れではない





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照明もアールデコ調の球体。天井から一本線で宙吊りになっている。


ちなみにアールデコというのはよくわからないが、ふいんきで言ってみただけだ。(正しくは「ふんいき」。これ方言なのでしょうか?ただの誤用か?三河地方ではよく言う。)











太陽の光の中ではまた違った表情を見せる。



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が、夜の装いを見てしまってから普段の姿をみるとなぜかちょっとがっかりするところは、夜遊びの翌朝の男と似ている。(ちなみに俺はゲイである)

女も、か?みんな同じですか?おしえてー



見えない部分って魅力的だ。







個人的にはこの階段の、最上段が隠れているところが好きだ。

ホテルでもどこでも、途中踊り場になっていたり、螺旋を描いたりして、最上段の見えないタイプの階段が好い。

なぜかといえば、今にも素敵な誰かが降りてきそうで、出会いの予感に胸をときめかせるからなのだが、降りてくるのはいつもパンイチにねぐせのシェアメイツ(複数形)である。



見えない部分って魅力的だ。






妄想ではオダジョーが、カンヌ映画祭に出席したときのようなやんちゃなタキシードで颯爽と降りてくる。俺のタキシード仮面様の登場である。別にピンチでもなんでもない。むしろ蜘蛛の巣に引っかかったてふてふ(蝶々)である。あ、俺がてふてふだかんね。そこ間違えたらかんよ。彼と俺は一面識もなく、俺はすれ違いざまについおそいかか、失礼、つい彼の横顔を盗み見るのだが、彼は気づかない。そのあとも幾度か夜会で顔を見かけることになるが、成就はしない。なんか片思いって、いいじゃないっすか。 でもあわよくば、と思っている。 …うーむ、好みがばれてしまうな。だがみなさん心配しないでください、俺の間口は広いです。バッチコーゐ














ちなみに階段を上から見るとこんな感じ。




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うーむ、なんか怖い。

今にも伽耶子とかが這い上がってきそうだ。








そういえばこの家、たまに誰もいないのに階段下りる音がするんだよな…














ん?……




































(オチなし)




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