面白本 | ストレンジdays

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徒然なるままに・・・

「ホームレス中学生」、けっこういろいろな人に貸してあげたあと返ってきたので、昨日母に渡しました。


そうしたら、今日の夜、興奮してTELしてきました。


面白くて面白くて、泣き笑いして読んだと。^^


本好きは、母譲りです。


小学校の時、「PTAの部屋」みたいなところがあって、そこに本がたくさんありました。


で、時々私は母に本を借りてきてと頼まれました。


とてもよく覚えているのは、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」です。


小6位だったので、「何なんだろうこの本は?」と思ったくらいでしたが、後から考えると、姑と確執のあった母にはとても面白かったのだと思います。


朝日新聞の懸賞小説だった「氷点」にも夢中になっていました。


菊池寛の「真珠夫人」なんかも母が面白いというので、昔読みました。


数年前に「昼ドラ」で大ブレイクしました。


純文学も通俗小説も、基準になるのはひたすら「面白さ」。


「少女小説」というくくりになるのでしょうか、吉屋信子の「花物語」なども、母のお気に入りでした。


学生時代に読んだのですが、当時でも相当「アナクロ」感はありましたけど、そういうところも含めて、とても面白かったです。



有吉佐和子で思い出したのですが、有吉佐和子原作のテレビドラマ「悪女について」。


もう何年前になるのでしょうか、本当に面白かったので、後で本を読みました。


主演の女優さんは、劇団四季の人で、浅利慶太氏の奥さんだった方。


華奢で可愛くて、でもしたたかなところを併せ持つヒロインにピッタリでした。


本当にきれいな人だったのに、早くに亡くなってしまわれて残念でした。




「夜愁」を読み終わったので、これから「贖罪」突入です。^^