おはようございますcomeonberryです
東京、三菱一号館美術館で開催されているガブリエル・シャネル展に行って参りました
なんというか…
いやはや、もう…
眼福眼福
写真は苦手なので撮ってませんが、展示されている作品に穴が開くんじゃないかっていうくらいガン見して来ました(笑)
普段YouTubeのランウェイを見るか、ネットで画像検索するくらいでしか目にする機会がないので実物を見られるのは本当に貴重な機会でした
気づいた部分とかをあげてみますと、
・ボタンホールは玉縁ボタンホールか手かがりのボタンホール
玉縁ボタンホールは幅3mmくらい?ツイードジャケットは手かがりのボタンホールがメインだった
・ツイードスーツにキルティング
french jacketと検索するといろいろ出て来るけど、各パーツを縫い合わせる前に、パーツ毎にツイード生地に裏地を合わせて表から見えないように4cmくらいの間隔でキルティングしている
こうすることで、ジャケットの着心地が軽やかになってカーディガンみたいになるんだとか
あとツイード生地に裏地をキルティングすることで(接着でない)芯無しでもジャケットの形を美しく保てるんだとか
展示販売会前の試作でやったことあるけど、あれは面白かった
手間と時間がかかるけどまたやりたい
ちなみに裏地はシルクで、キルティングした糸始末はツイード生地と裏地の間で結ぶそう
見返しは無しで、表地の前端に裏地を沿わせて手でまつって始末するんだとか
・ベージュのレースのイブニングドレス
5部丈くらいのフレアスリーブなのに袖付け線が見当たらない!?
なんで??と思って見てたらマチみたいなもので2枚袖になっていた
腕周りが動かしやすくなるんだろうか??
機能性も考えてドレーピングしてるだろうから何かしらあるんだろうな
パターンの知識不足だな…そのうち勉強したいと痛感した
・細部に神が宿る。というけど本当にその通り
ドレスの裾に沿って付けられたゴールドのトリミングとか、目立たないように縫い合わされたオーガンジーの脇線とか、ボタンがあるところに必ずボタンホールがあるとか(見せボタン、見せポケットがない)
挙げればキリがないくらい細部まで仕事がしてあって、ココシャネルの完璧主義さと縫い子さんの腕の高さが少し垣間見れた気がした
最後に出口でミニ香水をお土産で頂きました
あと展覧会の図録とドイツ製のピンクッションをお買い上げ
この図録3000円くらいで結構分厚くて重い…
けど展示会の作品の写真とシャネルの代表作に関する解説も付いてるのでお得だと思います
ピンクッションはずっと欲しかったやつ
こんな風に金属バンドで巻いて使える
クローバーのピンクッションも持ってるけどゴムのバンドが伸びちゃうし、いかにも洋裁商品って感じであんまり好きじゃなくって…
このシンプルさが気に入ったので長く使おうと思います!
最近仕事が忙しくて洋裁に時間を割けないけど、パターンの勉強もしたいなぁ…
多少は縫えるようになったけどまだまだ知識不足ですね
ただ今はパターンの勉強どころじゃなくて仕事に集中しなきゃいけない時期なのは明らかだからまずはそっち頑張んないと(笑)
とりあえず今日は裁断してあったカーディガン縫うかな
久しぶりの東京で歩きまくって身体が痛いですが(笑)のんびりやろうと思います
ではまた♪