エクスチェンジパートナーとして会ったものの

毎日電話をかけてきてはいろいろな所に連れまわってくれるサイード。









ある日、ある家の前で止まった。











ここが俺の家なんだ、ちょっと入って










洗濯物を干しだす。







干し終わったら、満足気に微笑みドライブにでかけた。







サイードと私の家は車で30分くらいかかる。

いろいろな事を考えた。






ただ洗濯物を干すために戻ったの?


他の女性がいないことを見せるために部屋に入れた?


私と一歩近づくために部屋に連れてきた?





私の反応を見るために敢えて洗濯物を干しに戻った・・?















翌週末も同じことが起きた。










この時は違った。








洗濯物を干し終わった後

ソファーに座っている私の横に座るサイード。



肩に腕をまわしてきた。











と、突然・・なに












サイードの心臓の音が聞こえる。

緊張で呼吸が早くなっているのもわかる。








腕をまわし、かたまっているサイード。










何もしないでほしい・・









サイードとどうにかなるなんて想像できない。










かたくなる私に気づきまわしていた腕を戻した。















何も考えていなかった。




サイードとどうしたいのか。





エクスチェンジパートナーでもない。


ただ退屈な日々を車でいろいろ連れてってくれる便利な人。


男性的な魅力も感じない。


サイードが私に興味を持って毎日誘ってくるのをただ何も考えずOKしているだけだった。






このまま会っていると、レイのようにセックスフレンドになる・・






サイードと寝たらセックスフレンドになるのかどうかも分からなかった。








未知の世界だった。











翌日、未知の世界に一歩踏み込んだ。



人気ブログランキングへ