ブログを始めて1週間

改めて自分のふにん履歴を振り返ったときに
チョコレートのう腫で手術した事は欠かせない出来事だなぁ。と実感。

そして、同じような人がいるんだなぁ。と頼もしくも、少し悲しく感じたり。
ならない方がいいもんね、病気なんて。


あたしが手術したのは3年前。
大きい病院で、入院は6人部屋でした。

手術は腹腔鏡手術だったので、傷跡は3箇所。
外から見える傷は2箇所で済みました。
なんでかって?1箇所はへその穴だから!(≧ロ≦)キャー

手術自体もそんなに大掛かりなものではないし、
痛くて全く動けないということもなく、
手術した翌日には少しずつ歩いたりできるほど!

なので、10日間の入院のうちのほとんどは
体はわりと元気なのに、ヒマ~状態。

テレビをみても本を読んでもゲームをしても、目だけが疲れるし
お昼寝をすると、夜に眠れなくてこまるので、

そこは女子部屋。

年齢もさまざま、病気もさまざまでしたが
同部屋の方とは毎日いろんなおしゃべりをして

想像以上に楽しさを感じられる入院でした。

特に同部屋のなかで一番年が近かったSさんとはいろいろ話しました。


彼女は子宮内膜症であたしは卵巣のう腫で、
ふたりとも子どもが欲しい事。
旦那さんの事や親の事。

手術日も一緒で、緊張をお互いにほぐしあったり
その後の経過について報告しあったり・・・
初めての入院のわたしには、入院2回目の彼女はとても頼もしい存在でした。

退院してみんなと別れるのが寂しく思えたほどでしたが
Sさんとは経過観察日も一緒の日程だったので
待合室で再開。

話しを聞くと、彼女は通院に便利な他の病院に移るそうなのです。


きょうこの日に、そのままサヨナラしてしまったら
もうきっと会えない というのは分りました。


でも、アドレス交換しよう、という言葉は

最後まで言えませんでした。



言い出そうとする私に、

彼女が、それは駄目だよ、ナシだよ、と、目で語っていました。




別れ際も「じゃね!」と言ってサッと帰っていく後姿に


寂しさとうらめしいような気持ちを抱いたのを覚えています。





わたしより少し年上のSさん

いまなら、彼女の気持ちがわかるような気がしています。




積み重ねた、ただの「ともだち」である期間がなければ
不妊だけでつながるのはとても危険なこと。

一方の幸せが、もう一方を落ち込ませる事も、きっとある。



Sさんは、そう考えていたのではないかと思うのです。
そして、Sさんはそういう辛い思いを何度かされてきたのではないかと。


今頃、Sさんはどうしてるのかとても気になりますが、
わたしに出来る事は、祈る事だけです。

どうかSさんが幸せな家族と共にいますように。

どうかみなさんに幸せな家族が増えますように。





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