何かを得るためには、何かを失う覚悟が必要だ。
すべてを捨ててでも得なければならないものが時にはある。
全てを失う覚悟があるものにだけ栄光は訪れる。
今日はそのレッツの根本とも言える覚悟を三人の戦士たちに再び教えられました。
その覚悟たるや戦国武将のようでした。
CASE1~米谷の場合~
米谷はぶっちゃけ思っていた。
優勝できればなんでもいい。
前評判を超くつがえし、決勝まで来た。
こんなビックチャンスはまたとない。
ここまで来たら優勝だ!優勝しなければ意味がない!!
決勝の相手は礼子と帽子の人(DV)だ。
礼子は前日、世陸で銅取っていたしかなり疲れているはずだ。
さすがに42.195キロ走った次の日に試合なんて不可能だ。
これはチャンスだ、勝つなら今日しかない!!
ビックチャンスだ!!(実際、女子の人は怪我してたみたいです)
かけなければいいものを無駄に自分を追い詰めてしまう米谷。
その証拠にいつもどうり10時頃にアップから到着したピエロ1号2号の、
「どうした~??村長!!固いよ~!!?」という
もはやお決まりの声かけにも、
「・・・・・・・・・・」
全シカト。
しかしピエロは空気は読めても自分でなんとかする気はないのでそれ以上は放置。
ヤバイ・・・
身体が動かない・・・ピエロウザイ
自分の身体が鉛のようだ・・・ピエロマジウザイ
序盤の米谷はこんなんでした。たぶん。
しかし、ガッチガチの米谷村長を尻目に自分の仕事をまっとうする妻松原。
旦那の稼ぎが悪い時は妻が頑張る。
かなりの良妻賢母ぶりで風上でも風下でもロブをあげ続けていました。
そして、旦那ガチガチながらも妻の内職(ロブ)の働きで3-2アップ!!
そこくらいから長い下積み期間を経て米谷もとい、
米井あきらの
ラケットマジックショーが開幕しました!!
敵の帽子の人のDVをことごとくブロックし(かなり至近距離だから難しいはず)、
相手の女子に打つことに飽きてしまったのか男子にドロップ打って決めていました。
ミスっても時々でいつものピエロ村長ではなく、
プロのピエロでした(ボレーのみ)。
圧巻はセットアップしたセカンドのとあるゲームでかなり競り競りでピエロも手に汗握る展開だったんですが。
あきらがフォアに落とされた球を帽子に返して、帽子があきらのバックの足元にドライブボレーかなんかして、
あきらはラケットをとっさに身体の前じゃなく後ろからバックに・・・・・・
まぁ言葉で説明して伝わるものでもないです。
つまりあきらマジック。
カナサシの奇跡でした。
その後、それに続けと4号のよくわからないショートクロスパスがあり。
(四号は油断しているとやってくれます。でも期待しちゃダメです。)
完全に戦意喪失した帽子と礼子。
5-3アップの40-0。
いわゆるトリプルマッチポイント。
ピエロはここで例の松原取れるよポイントのジンクスを破るため呪文を唱えた。
「松原取れるよポイント~(小声)」
結果。
普通に落とす。
これはあかんということで、黙ってたら普通にとりました。
あ・・・
・・・・・・普通じゃねぇ!!
優勝だ!!!!!!
26代から、チャンプが出てしまいました。
しかも院内前一番マークが薄かった(失礼)ミックスから。
感動して変な汗かいて、しばらくずっと悪寒がしていました(風邪?)。
ピエロ冥利につきるわっしょいもやらせていただき感無量でした。
その後米谷胴上げ、松原胴上げでもしかしたらピエロも胴上げされちゃうんじゃないかと
(三人で)焦っていたんですが、
そこは普通にみんなどっか行っちゃいました。
この優勝は二人の愛は院内一だったということの証明だったと思います。
表彰式で米谷のプロポーズもとい、
まつこの一発芸に期待しましょう。
そんなこんなで全てを出し切って勝ち取った勝利の余韻にひたるまもなく米谷のシングルの試合が始まる。
始まる前から1セットだけ頑張るとか、
あまりにも弱気な村長もといチャンプ。
生気がありませんでした。
そんな廃人とかした村長もといチャンプをやる気にさせるため、
大貫。
板垣。
藤田。
1号。
2号。
のほぼ四男オールスターズの応援でやる気にさせる。
ただし大貫と藤田のレーンに至っては皆無。
もちろん妻の愛妻応援もあり。
そこでなぜか、いや必然といわんばかりに、
村長スパーク!!!
今日は今年一番の米谷さんでした。
さすがプロピエロだ(ストロークも)。
藤田(強)のまさに違う球技の重い球をポパイ筋で打ち返し。
常に死にそうになりながらもセットを取り返す。
一瞬だけあいつは院内最強の男になってました。
まぁ院内最強のミックサーなんですが。
スター状態でファイナル4-2アップまでいくがそこで力尽き万事休す。
足が全く動かなくなって、
そのまま4-6で取られ、
村長はカナサシの星になりました。
(まぁ、まだダブルがあるが)
村長はミックス優勝するという決死の覚悟で望んだはいいですが、
シングルにまで体力を残そうというところまでは頭がまわらなかったみたいです。
村長はミックス優勝という栄光を手に入れた代わりに、
シングルのための体力と、
生気までも失ってしまいました。
まぁ、優勝できたからいいか~
って思っちゃうのは決して僕だけではないはずです。
もちろん、悔しいですが。
きっと北海道の星は院内でも輝くはずです。
今日村長がご逝去なされました。
優勝という二文字を残して。
村田島編に続く
たくひ


