山梨発信の文芸全国紙も最終号です。
以下,挨拶文より
ごあいさつ
お変わりなくお過ごしのことと思います。
月日の経つのは早いもので,福岡哲司さんが逝去されて1年になります。今でも福岡さんが集まりにふっと顔を見せてくれるような気がします。
さて,皆様のご協力により,福岡さんが全面的にその勢力を傾けられた「猫町文庫」の最後の号である第5号を,命日を前に刊行することが出来ました。地方からの全国文芸雑誌発信の志半ばで倒れた福岡さんの無念は,いかばかりであったかと思われますが,残された者による5号の刊行は,彼岸の世界できっと喜んでくれることでしょう。(後略)
「猫町文庫」第5号(福岡哲司追悼号)編集委員会
2016年7月
水木は,小説を3編寄せています。
「牡丹雪の午後」
「薔薇の日だまり」
「革靴」