10数年ぶりに起こった非常事態である米10年債の金利が米2年債の金利を下回る「逆イールド状態」から辛うじて脱し、週末ダウ平均が大きく戻りました。それを受けて、日本でも日系平均やTOPIXが上昇して週がスタートしました。
世界的に景気後退の懸念がやや落ち着いたといえ、短期的には株価は上昇傾向にあるようです。
しかし、残念ながら好景気となり今後株価が上昇し続ける確率は低いような気がします。
①米中問題等、世界経済に大きな影響がでる国際問題が根本的には解決していない。
②より短期の米3ヶ月債等との関係では頻繁に逆イールドが起きており、不安な状態は続いている。
③過去の例を見ると、逆イールドが起こった直後ではなく、数ヵ月後に株価の急落が高い確率で起こっている。
等々、不安な材料が沢山あるからです。
今後数ヵ月のうちに、株価の暴落が起こる可能性は比較的高いことが予想されます。
ここからは私の憶測なのですが、プロの投資家は、数ヵ月内の株価暴落を予想した上でそのエックスデーが来るギリギリまでの駆け引きをしているのではないかと思います。
そういう目で見ると、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500のボラティリティを元に作られている、所謂「恐怖指数」であるVIXも19前後*と比較的高い水準で推移し、投資家の不安が見て取れます。
* 通常の範囲は10~20と言われています。
ひょっとしたら、すでに物凄い高度な駆け引きが行われているのかも知れませんね!
私の予想が外れ、世界中が好景気になってもらいたいものですが、今後は特に金利の推移や国際問題に注目して、慎重に判断していこうと思います。

