大腿骨骨折で1ヶ月半入院していた母。
退院後2回目の診察に行ってきました。
前回、「今度は骨粗鬆症の検査もしましょう」と言われていました。
もうずいぶん長い間、骨粗鬆症の検査をしていなかったのでどんな結果になるか…
まずは手術した患部のレントゲンをとるために検査室に向かっていると、「どこのレントゲン撮るの?」といぶかしげに聞いてきて笑ってしまいました。
よほど痛みも違和感もないのでしょう。
案の定、人工骨は先生曰く「1ミリも沈んでいない」とおっしゃるほど良好。
ただ、骨粗鬆症の検査結果は、簡単にポキッと折れてしまうくらいのかなり悪いレベルでした
せっかく人工骨入れたのにほかの部分がもろくて折れちゃうよ、と先生。
服薬では追いつかないとのことなので注射もすることになりました。
半年に一度、1ヶ月に一度、毎日自己注射、と色々あるけどどれにする?と先生に聞かれ、
病院嫌いの母は「通うんですか?遠いから通うの大変で…」となんとか逃れようと試みます。
治療しないとまた折れてしまうよ!「めんどくさい」はダメだよ!と先生に怒られました(笑)
結局、本人に聞いても選べないので半年に一度の注射に先生が決めてしまいました。
別室で看護師さんが注射について説明してくれたのですが、アゴの骨を溶かす副作用があるらしくて怖いし、注射の会員?登録しなきゃいけないとか、なんだかずいぶん仰々しい注射でビビる私。
だから月一の注射にしとけば良かったのに…!と母に文句をたれてしまいました。
運動もしないし病院にも通いたがらないのに「具合が悪い」「歩けない歩けない」とぼやくばかりで座りっぱなし。
歩けるようになりたいから筋力つけよう!とか思わない。
どうしたらいいんだか…
私のためにも、寝たきりになってほしくないと願うばかりです。
高齢者の骨折リスクは知っていたつもりですが、骨粗鬆症の検査の大切さを今回身に染みて感じました。
母は骨が丈夫だったせいもあり、過信し過ぎて10年は検査もせずほったらかしでした。
検査をして(数値が悪ければ)骨粗鬆症予防の薬を飲んでいたら、もしかしたら骨折も軽く済んでいたかもしれません。
50歳を過ぎると急激に骨粗鬆症のリスクは高まると言います。
私も検査は必ずして、骨の健康を気にしよう!と強く思いました。