我が家は屋号が「じねんの里」ですが、夫が農業始めた頃は自然薯を沢山作っていました。
「じねんの里」は子ども達がつけてくれた屋号です。
山口県の政田農園さんから種芋を取り寄せて、穴を掘ってパイプに入れ育てます。7ヶ月から8ヶ月かかります。
長い立派な自然薯が出来ましたが、近隣市町では売れません。都会への出荷では箱詰め等が大変で折れたら値打ちが下がりますから神経使います。
料亭などと契約出来れば良かったのですが、都会の市場といえどもやはり割にあいません。
完璧な商品は5割くらいしか出来ないし、ゆがんでB級となるとスーパーの長芋くらいの値段にしないと売れません。
夫は、やめました。
しかし、私が細々と作ってます。
この辺りの土地は粘土質で掘るのが大変なので、もう二度と作らないと毎年宣言しながら、15年以上作ってます(笑)
5年くらい前に知り合いから短形の自然薯をいただき、それを種芋にして作っています。
短形でも去年まではパイプに入れて作りましたが、なかなかです。
今年は無精をしてパイプをやめて直接植えてみました。
案の定、真っ直ぐ下へ伸びていてびくともしません。
ブラジルまで伸びているかもしれんと、毎年思います。
ひと休みひと休み。
もうね、下の方は土の色が変わってまるっきり粘土です。ガッチガチやぞ。
明日にしようかと思いましたが、このままで獣に食べられるのは悔しいもんね。
頑張りました。
掘れました。
まぁ、やはり短形は短形なんやけど難産でした。
土を綺麗に落として整列。
こんな子もいます。
こんな子もいます。
こんな子もいました😳
一番難産でした😰
でもね。美味しいですよ🤭
そしてね、芋を食べて、髭が生えてる細い所を15センチくらい残しておいて、春に土の中へ植えたら、またこんな芋が出来るんですよ☝️
だけど、私はもう来年は作りません。掘るのが大変だからです。やっぱり植える時面倒やけど、パイプに植えた方が掘りやすい。
だけど、私はもう来年は作りません(笑)