断薬、再発の記事が多くて単調になってます。

私の再発経験を最後にしたいと思います。

今から約9年前に統合失調症を初発しました。

年齢的にめずらしい発症であったこと、そして微量の抗精神病薬で短期間で跡形もなく症状が治まったこと、少量の抗精神病薬で目眩、性機能障害、アカシジアなどの副作用が出ていたこともあり、精神科医(現主治医)の指導のもとで断薬しました。8年前のことです。

はじめのうちは普通に生活できていて、薬の副作用からも解放されて良かったのですが、断薬半年後くらいに、職場の女性との軽いトラブルがきっかけとなり、被害妄想、注察妄想が始まりました。妄想の始まりでは、そんなこと有り得ないよなぁと考えられたのですが、あっという間に追跡されている。盗聴されている。監視されている。
妄想が暴走しました。主治医に電話を入れて相談したら、手持ちのルーランを飲み始めるようにとの指示と、診察予約日が早められた。

ルーランは4mg錠を1日3錠飲んでひと月ぐらいで症状を治めました。

運が良いことに、ルーランをもとの1日1錠に戻すことが出来て、クローズ就労も7年以上続けられています。

被害妄想の入り口は自分でも感じることが出来ましたが、妄想の襲ってくるスピードは凄まじく早いです。妄想に完全に呑み込まれて抜け切れなければ重症化していたでしょう。

たまに、ニコチンやカフェインなどの過摂取が原因で統合失調症を発症した。だからニコチンやカフェインを摂取しなければ統合失調症は再発しないと言う独自の信念のもとで断薬する人がいる。
残念だが、ニコチンやカフェインなどの過摂取が原因で統合失調症を発症すると言う科学的裏付けのある報告はなく、ニコチンやカフェインなどを摂取しなければ再発しないと言う科学的裏付けのある報告はない。

自身の信念を大切にして自己責任で自分だけで勝手に断薬するのは問題ないが、他の患者へ悪影響がないことを祈るばかりである。

統合失調症は一度発症すると再発しやすい。
再発率は抗精神病薬の継続的服薬で下げることができる。
再発を繰り返すと重症化し、抗精神病薬の効きが悪くなる。
ストレスの軽減が再発機会の軽減につながる。

以上が科学的裏付けのある報告である。