料理の悪役人間の味覚は5つあると言われている。甘味・うま味・酸味・苦味・塩味の5つだ。その中でも生物的に特に敬遠されるのが「苦味」であろう。自然界では毒のサインであるため特に敏感だ。しかし、これが少し料理に入ると途端に味の奥行に変わるから不思議なものである。悪役がいないヒーローを引き立てるように、苦味もおいしさを引き出してくれるのだ。