【詩】『THE LOVE SONG ～潰れないタバコ屋さん～』
著 Ｋ＆Dandy
2012年から...
昭和の日には...
ここへ来て...
タバコを...
買っているの...
銘柄も想いも...
変わらない...
いまを...
生きているわ...
懐かしい...
あの頃に帰って...
教えてあげたいの...
未来は...
もっとしあわせよ...
この先も...
わたしは...
ずっとここへ...
タバコを...
買いに行くの...
来年になって...
このお店が...
閉店したとしても...
こころに...
焼き付いているから...
いつでも...
蘇らせれるのよ...
願いは叶うのね...
そのタバコ屋さんは...
いちにちだけ...
姿を現したわ...
わたしが...
昭和の日に必ず...
タバコを...
買いに行くからなの...
今年も走ってゆく...
あのひとに...
届けたいから...
その香りに...
早く...
包まれていたいから...
今年も...
タバコを...
買いに行ったの...
一年に一度だけ...
開いてるタバコ屋さん...
わたしは...
満面の笑みで...
受け取ったわ...
早く...
知らせたくて...
公衆電話に...
手を伸ばしたの...
テーブルに置かれた...
タバコは...
一年中...
ふたりの間を...
煙で包んでいるわ...
わたしは今年も…
タバコを買いに…
走って行ったの…
時代の流れで…
お店が…
閉店する中…
この…
タバコ屋さんは…
昭和の日にだけ…
開いてるなんて…
素敵な事でしょ…
昭和の時代に…
帰ってみて…
あなたが…
くわえたタバコに…
火をつけたわ…
煙の中に…
未来が…
観えていたね…
一年に…
一日だけ…
開いている…
タバコ屋さんへ…
今年も…
買いに行ったわ…
お姉さんが…
ライターを…
サービスしてくれたの…
自販機では…
味わえない…
嬉しさなのよ…
変わらない…
タバコの香りに…
今年も…
包まれるしあわせ…
わたしは…
今年も…
この日を…
待ち侘びてたの…
あの…
タバコ屋さんへ…
行くたびに…
昭和に…
そして…
あの頃の…
やさしい世界に…
帰れるからよ…
わたしの根っこに…
昭和が…
宿ってるから…
懐かしくて…
浸りたくなるのよ…
潰れないタバコ屋さん…
コロナも乗り切って…
そして…
円安なんか…
もろともせず…
わたしたちを…
待っていてくれる…
おばちゃんに…
感謝して…
🍀
By Ｋ＆Dandy！!(b^ー°)
【ありがとう】！どうも！!(b^ー°)