comdesignのブログ-大隈重信_生家

明けましておめでとうございます。
ComDesignのブログを始めることにしました。
ComDesignというのは、Communication Design(コミュニケーション・デザイン)のこと。
普通、コミュニケーション・デザインというと、広告やマーケティングで、いかに効果的に顧客にメッセージを伝えるかという意味に使われることが多いのだけれども、実はもっと人生に大切なものなんじゃないかな、と思っている。

だって、人は毎日、何かを伝えようとして、うまくいったり、いかなかったりしている。
そんなとき、伝えたい内容のことばっかり考えがちだけれども、実は、どう伝えるかといったことが重要だったりする。このどう伝えるかといったことを考えるのが、コミュニケーション・デザインなんじゃないかと思うのである。

たとえば、「好き」っていう気持ちを伝えようと思ったとき、よくいわれるのは、動物園にデートに誘うといいということ。仲睦まじい動物のカップルや赤ちゃんを見ると、自然に「好き」というメッセージが伝わりやすくなるというわけだ。これが時にはプレイボーイのテクニックだったりするので、気をつけなければならないけれども、やはり「演出」というのは大事で、「演出」なしの「好き」は、ストーカー行為になったりする。
最近、一見普通に見える男(や女)が、突然、ストーカーに豹変する話を聞くにつけ、コミュニケーションをデザインするといった発想が重要なんじゃないかな、と思わざるを得ない。

たとえば、親が子どもを叱るときに、ついつい怒りにまかせて、「だからお前はダメなんだ」と人格まで否定してしまったり、「あのときもこうだった、あのときもこうだった」と過去の失敗まで持ち出して、追い打ちをかけてしまうことがある。でも、そういった言い方は、いうまでもなく逆効果なわけで、よく言われるのは、改めさせたい行為がなになのかを簡潔に伝え、あとは子どもがそれを気持ちよく受け入れられるようなメッセージ(褒め言葉とか)を付け加えることが大切なわけである。

で、考えてみれば、こうしたコミュニケーション・デザインというのは、あらゆる人間関係において重要で、それ次第で気持ちよく暮らせる社会にもなり、暮らしにくいギスギスした社会にもなるんじゃないか?
そんなことを徒然に語っていきたいと思う。

さて、2010年の年賀状を作成するにあたり選んだ写真は、大隈重信の生家を訪れたときのもの。
大隈重信というと、なにかいかついイメージがあるのだけれども、記念観にある写真を見ると、実は大変な家族思いで、大家族に囲まれた好々爺の写真は、森繁久彌を彷彿させる。この大変な家族思いであるというところが、福沢諭吉と共通しているのが面白い。
「坂の上の雲」で本木雅弘、阿部寛演じる秋山兄弟もそうだが、大隈重信も実にスケールが大きい。
そうした明治人のスケールの大きさに少しでも肖れればと思う。