【プロフィール】五十嵐ゆかりについて① 〜料理研究家を目指した理由〜 | 料理研究家・五十嵐夫妻の週末夫婦ごはん Powered by Ameba

【プロフィール】五十嵐ゆかりについて① 〜料理研究家を目指した理由〜

おふくろ料理研究家 ・美顔レシピ研究家・管理栄養士の五十嵐ゆかりです!


フードクリエイティブファクトリーに新卒で入社してから4年。今は豪さんとふたりで料理研究家 五十嵐夫妻として活動しています。

なんで料理研究家になろうと思ったの?どうやってなったの?そもそも料理研究家って何やるの?なんでおふくろ料理研究家・美顔レシピ研究家なの?など、最近はいろいろなところで質問をいただき、お話する機会が増えてきました!

今まであまり書いたことが無かったので、こちらのブログに書かせていただきます。

※結構長いので、料理研究家になる人ってどうやってなっていくんだろう?と興味がある方に読んでいただけたら、もしかしたら少しは参考になるかもしれません。

今日はなんで料理研究家になろうと思ったか~フードクリエイティブファクトリーに入社する前のことまでを書きます。

◎なんで料理研究家になろうと思ったか。

田舎育ちなので子供の頃から野菜作りを身近で見てきたし手伝っていて、料理の手伝いが好きでした。レシピ本を見るのが大好きで、作るのはもちろんですが、料理の写真を見ているだけでも楽しかったです。小学校6年生の頃には自分で考えたレシピ本を出したい!と思うようになりました。

料理研究家になろうと決めたのは中学生のとき。夏休みにみたTBS様のはなまるマーケットで活躍する料理研究家さんやカリスマ主婦と呼ばれる方を知ったときでした。カリスマ主婦のひとりは尊敬してやまないお美津さんです^^はなまるマーケットをみていなければ、料理研究家というお仕事を知るのはもっと後になったかもしれないし、向かう方向性が違っていたかもしれません。

中学生の私にとって、はなまるマーケットで知った料理研究家やカリスマ主婦の存在は衝撃でした。大好きな料理を仕事にできるなんて、なんて幸せなんだろう・・・。食を通して誰かの食卓に笑顔が生まれたら嬉しいな・・・。よし、将来は料理研究家になろう!自分のレシピ本を出そう、と決意しました。

料理研究家になることを決心したからには、自分が料理研究家にならないことなんて想像できなくて、「将来は料理研究家になるんだし、そしたら試作がいっぱいで太るんだろうな。太るのはちょっとやだな~。」なんてことを考えていました。笑
自分のなりたい姿を想像するのってすごく大事。忙しいと忘れがちだけど、今でも常にイメージするようにしています。

中学では陸上部に所属していました。走るのが楽しいから陸上をやっているというよりも、運良く足が速い方だったし、一緒に走れるメンバーと顧問が好きで続けていました。この「陸上部」に所属したことが、その後の高校生活で「自分の決断に責任を持つ」ことの大切さを知るきっかけになりました。

高校生の頃は、お菓子作り、料理の練習が日課。お菓子を作っては学校に持っていって友達に配っていました。料理研究家を目指すからには料理はもちろん、お菓子も作れた方がいいと思っていたから、最低でも週の半分はお菓子作りをしていました。

高校は陸上部のスポーツ推薦で入ったのですが、半年でやめました。なぜなら、覚悟が足りなかったから。中学の陸上は友達と走るのが楽しくて続けたけど、高校は違う。みなさん本気ですから。陸上部に入るということは、会社組織に入るようなもので、先生や先輩を尊重するのは絶対。でも、私は覚悟が足りなかったから入学後に知った陸上部の暗黙のルールを理解できずにやめてしまいました。組織に属すということは、その組織の理念を大切にするものだけど、陸上部という組織に染まるほどの覚悟はなかったです。ようは、甘かったです。
責任を持たない決断をして高校を選んだことで、陸上部に入ることを応援してくれていた両親や先生をがっかりさせてしまいました。このときに自分の決断に責任を持つ大切さを知りました。

スポーツ推薦で入学したのにスポーツをやらないなら、スポーツに力を入れている高校にとっては正直、私はいらない存在になりました(※自分のことをそう思っただけで、他の部活をやめた方たちがそうだというわけではありません)。じゃあどうしたら、高校にいていい存在になれるかを考えたとき、それは勉強でした。スポーツをやらないなら、勉強で一番になることで学校にいていい存在になれるのではないかと考えました。これは、自分で高校を選んだなりのそのときにできる一番の決断でした。中学まで勉強は中ぐらいの成績しかとったことがありませんでしたが、高校の3年間一生懸命勉強して、勉強の成績で千葉県知事賞をとったことは、このときの決断に責任を持った結果として、その後につながる自信になっています。

大学はエスカレーター式で行ける所属の大学ではなく、他の大学を受験して管理栄養学科へ。料理研究家になるためには、管理栄養士の資格は必要だと思ったので、迷わず管理栄養学科のある大学へと進みました。管理栄養士になるための勉強はとても興味深く食と健康のつながりの大切さを深く学ぶことができました。健康な身体づくりには食事が重要であることを学んだからこそ、おいしいくてヘルシーなレシピ作りを心がけています。

と、ここまで長くなりましたが、フードクリエイティブファクトリーに所属するきっかけはこのあと。

大学3年生のときに、フードコーディネーターという資格があるのを知り、料理研究家になるために必要な知識だと思ってフードコーディネーター養成学校に入学しました。この学校で豪さんの存在を知り、豪さんのブログをチェックするように!

当時は学生フードコーディネーターと名乗ってブログをやっていたこともあり、人気の料理研究家さんのブログはほとんどチェックしていたのですが、豪さんのブログは他の料理研究家さんとはまた違ったユニークさがあって、興味深くチェックしていました。

ほぼ毎日チェックしていたのですが、あるとき、豪さんがブログで緊急アシスタント募集をしていて私から連絡したのが、初めてご一緒した仕事です!

内容は雑誌のレシピ撮影のアシスタント。

ここでの撮影が衝撃的で、後に豪さんが代表の株式会社フードクリエイティブファクトリーに入社することになります。

・・・文字にすると結構長いですね^^高校の話は料理研究家になるのと全然関係ないじゃん。と思うかもしれませんが、高校での経験はフードクリエイティブファクトリーに入社してからの仕事への向き合い方に大きく影響しています。続きはまた次回書きます!

おふくろ料理研究家・美顔レシピ研究家 五十嵐ゆかりのHP:http://yukariendo.com/index.html