蛇にクリスタル
先日、佼成ウインドのホームページで萩谷さんのページを見たら、レッチェの蛇飾りにスワロフスキークリスタルで目を付けたとか。
クロマトの蛇飾りには、目が小さ過ぎてスペースが有りません。残念!
蛇飾りは、タインのが一番格好いいと思います。
1940年(昭和15年、紀元2600年)に日本楽器製造で作られ海軍音楽隊に納められたバストロンボーン(ドイツの楽器のコピー?)にも蛇飾りが付いてました。
ベルには錨と桜のマーク、2600.6と有ったので昭和15年6月に作られた物だったのでしょう。(入手先は秘密ですが)
ジョイント部分が折れて無くなっていたので、ヤマハのパーツで繋がるようにしてもらいました。
パーツの長さは折れた状態で繋げて吹いて、スライドのポジションから計算。
復活した楽器のピッチはバッチリでした。
楽器全体を酸洗いして、ベルの凹みを直して、ロータリーのスプリングも欠損していたので代替えシステムを作ってもらったら、修理代が138,000も掛かってしまいましたが。
オールド・クルスぺみたいな音色の楽器でしたが、当時あの楽器でマーチを演奏するのは大変苦労したのでは?と思いました。
音を外すと、精神注入棒でひっぱたかれたのでしょうね。