飼い鳥ホテル 愛鳥お宿 神戸 COM です。
昨日 NHKで放送された 「チコちゃんに怒られる」 の内容について どうなのかな??と思っちゃいました...。
(ただ、実はタイミング悪く見てなくて 内容だけあとで聞いての事ですが)
テーマ「鳥はなぜ卵をあたためるのか??」
普通に考えると 卵をかえすため、繁殖のため、ということですが なんと正解は
「体を冷やすため」
えええ~~~、と思いました。
答えをしたのは 今泉忠明氏・・・今 はやりの図書「残念な生き物事典」の監修者さんです。
鳥は 卵を産んで その卵を抱くことで体温を下げて気持ちがいい、と・・・・・。
鳥が卵を温めるのは 繁殖のためであり、温めることで孵化を促すために抱くのです。
卵は 当然抱くことで暖かくなりますし 有精卵が育っていく過程では 冷たくはありません。
そもそも、冷やしたいだけの感覚ならば 雌雄関係なく抱卵するはずですよね。
(体を冷やす、という意味なら鳩やサケイなどは胸の羽に水を含ませたりすることができます)
実際 抱卵しない鳥もいるわけで オーストラリアのツカツクリは 地面を掘って 腐葉土を敷き詰め、そこに卵を産んで埋めてしまいます。
地熱と腐葉土の発酵熱で卵をかえすわけです。
(ワニなどの爬虫類も土や砂に卵を産んで地熱で孵化を促します)
卵を抱くのは繁殖のため、もちろん雛をかえすと愛情をもって育雛するわけですが 今回 今泉氏はこれについても
「愛情ではなく、単なる反射」
と話しています。
親鳥は 雛の口の鮮やかな色に反応して餌を与える、というわけです。
これも 異論はあるものの 一部 立証されている事実もあります。
1970年代 イギリスの鳥類学者 ジョン・スパークス氏は キンカチョウによる実験で 育雛中のひな鳥の1羽のくちばしの色を親と同じにしたところ 一部の家族で 着色されたくちばしの雛には給餌を避ける行動が見られたそうです。
たいてい鳥は 幼鳥時の姿と 親鳥の姿は違うものが圧倒的で 雛のころの姿は 外敵に対する保護色であり、同時に親鳥にとっての保護対象という意味を持っている、といわれています。
ただ 親鳥が繁殖のために卵を抱き、愛情をもって雛を育てるのは事実で
「体を冷やしたくて卵を抱き」「条件反射でヒナを育てる」
などということはありえません。
「チコちゃん・・・」は おもしろおかしくいろいろ紹介されていてよく見てますが 今回は xxxxx でしたね。
NHKさん、 しっかりしてください、です。



