次の講義は 認定NPO法人 TSUBASA の 涌井先生による「もしもの手放しに備えて」

この講義は BLAにおいても 初の講義だそうです。

涌井先生は 実際に TSUBASAにおいて 鳥たちの 保護、管理をなさっている方で 実際 携わってこられた事柄から 鳥たちと飼い主にとって、大切なことを 教えていただけました。

TSUBASA の活動として、一番知られているのが 手放された飼い鳥たちの 保護活動 ですが なぜ、そういう問題が起こるのか、そして 少しでも不幸な鳥さんたちが少なくなるようにしていくには、どうしたらいいのか、そして 私たちに何が出来るのか、ということ。

 

結局 この話は 決して他人ごとではないことです。

当たり前の話ですが 私たちも いずれは 年をとります。病気をすることもあるし、家族や環境などによって いつなんどき 急に 鳥さんたちを手放すことになる日が来ないなんて 誰にも絶対に言えません。

1飼い主である私たちが 愛する鳥さんたちのために 今、何が出来るのか、 そして 今後について 何を考えていくべきか。

現状 人間に限らず ペット動物たちの寿命も延びてきています。

飼育環境や 医療の充実など 多様の理由が考えられますが 同じように 鳥たちの寿命も 延びてくる可能性は高いそうです。

 

そうでなくても 大型のインコたちは 70年以上生きる子も多く 当然 一人の飼い主では飼いきれない、という問題が起きてきます。

では、 どうすればいいのか。

「そういうときこそ、TSUBASAさんのお世話になればいいのでは??」ということには できないと思います。

確かに TSUBASAさんに お願いすれば 鳥さんを理解し 責任をもって接してくれるスタッフが接してくれて 安心できるかもしれません。

でも それでは決して解決にはなりません。

 

鳥さんたちの未来を守ること、それには 私たち一人一人が 鳥さんたちを理解し 鳥さんたちが 環境の変化などにも対応できる 急な事態にも応じられるように 手助けしてあげる必要があるということです。

6月18日 大阪で地震がありました。

私達 神戸の人間も 過去に大きな地震を経験しています。

実際 いつ何時 何があって 鳥たちを 今の環境より 連れ出さなければならない事態が起こるかは 誰にもわかりません。

 

たとえ、手放すことまで至らなくても 何かの都合で 人に預かってもらう必要が起こることは必ずあるでしょう。

鳥たちは 環境の変化に敏感で 体調を崩したり 性格が変わってしまうことも多いと思います。

 

そうい事を考えて 涌井先生は

「いつでも どこでも 誰とでも」暮らせる子にする。

ということも考えてほしいと言われました。

 

このことについては 先の授業で 石綿先生のお話になっていましたが 

「飼い鳥の社会化」

の必要性を語られました。

 

・プチストレスを掛ける

・飼い主同伴で新しい場所に連れて行く

・人と鳥が 相互に理解し合えるルールを作る

・パーチ、キャリーなどへの移動 キャリーに入っての移動にならせる

・周辺環境の変化があっても 対応できるように教えてあげよう

・他人(来客)などへの対応もできるように教えてあげよう

・食べられるものを 増やしてあげよう。

 

もしも 何かあって ケージを動かさなければならなくなることもあるでしょう、 避難所などに行くと ケージでそばに置けないかもしれません。

不特定多数の知らない人 見たことのない動物に 会うかもしれません。

いつも与えているえさが 必ず入手できるとはかぎりません。

 

いつ、何が起こるかわからない。それでも 大切な家族である 鳥さんを守ってあげるために 私たち一人一人ができることは何か、を考える必要を教わりました。

 

TSUBASAに、必ずお願いできるとは限りません、なにより すぐにTSUBASAに届けられるかもわかりません。

どう守るか 何をしてあげるべきか 用意しておくことが大切だと思いました。