鳥を預かる、また 預ける ということ これは 自分の仕事的にも 非常に関心のある 講義でしたので かなり関心がありました。
前のお話に引き続き 鳥さんをとりまく環境と その変化 どう対応するのか、ということから伺いました。
また、長生きをする鳥さんたちに共通なことはなにか、というお話も伺いました。
TSUBASAで保護される鳥さんの多くは 「飼い主の都合で飼いきれなくなった鳥」なのですが その理由の一端が 「長寿である」ということです。
飼い主が高齢で飼いきれない、飼い主がなくなった、などの場合があり そうして保護された鳥の多くは かなりの高齢で 大型の鳥さんが多い、ただ こうやって長生きしてきた子たちは 環境の変化に対する適応能力が乏しいことがあるそうです。
保護されてくる 長生きの鳥さんたちは ず~と長く 同じ飼い主さん、同じ環境で 暮らしてきた。
昭和中期(1960~70年代)から飼育されてきた鳥さんが多かったこともあり 同じ餌(たとえばヒマワリの種)を与えられて暮らしてきた。
家族としてかわいがり 人間と同じものを食べてきた子も多くいる。
しかし、保護されてきた場合 こういう子たちこそ 環境の変化になじめず 苦労が多いそうです。
何かあって 万が一の場合に備えて 何をしてあげればよいか、考えさせられるお話でした。
そして そういう子たちを保護している「TSUBASA」
TSUBASAが 保護した鳥たちを どのように 扱っているか、 「検疫」 について教えていただきました。
鳥さんを 預かった時 安易に 他の個体と一緒にすることはできません。
新しく来た鳥さんは なんの病気を持っているか などの検査が必要で これを未然に防ぐため 一定期間を隔離することがあるそうです。
TSUBASAの場合 45日間
(TSUBASAルール)
他の施設と 空気が交わらず 不特定多数が出入りしないことを条件として そこで 預かった鳥さんを 一時隔離することで 在籍する鳥さんたちに 病気が感染したりすることを 防ぐのが目的です。
実際 鳥さんは 感染症に弱い生き物です。
鳥さんの感染症は 伝染力の強いものが多く、事前の対策が大切だということです。
(感染症については 翌日の授業で 詳細を伺いました)
これは 私たち 一般の飼い主さんにも言えることで たとえば 新しい子をお迎えする、 そういう場合も気を付けなければならない話です。
ペットショップで見かけて衝動買い、また うちの子のお友達に、 いろいろ理由があって 新しい子をお迎えすることは多いと思います。
その時、まず 何をするか。
すぐに 先住の子と 一緒にすることはやめましょう。
まず 動物病院(鳥さんをしっかり診てくれる病院)で 感染症の検査をしましょう。
(2週間程度は離しておくとよいそうです)
できたら 部屋もわけたほうがいい、ですが たいていのおうちでは難しいので部屋の隅と隅にわけるだけでもいい。
除菌を徹底する。
掃除は 先住の子から 掃除道具は別にして(できれば 服なども変える)お世話する。
これを「ゾーニング」というそうです。
特にTSUBASAの場合は 飼育崩壊などの鳥さんの保護が多いため 一般家庭は TSUBASAほどのリスクはないとはいえ、 常に新しく来た子(移動してきた子)というのは ある程度 免疫力が落ちている可能性が高い、ということを理解しておくべきだそうです。
続いて TSUBASAからの 一時預かりボランティアについての話を伺いました。
なにをするのか??っていうと TSUBASAに 受け入れる前の鳥さんを 一時的に (TSUBASAが受け入れるまで)保護、飼育するボランティアさんのことです。
但し 誰でもというわけはなく 条件があります(2018現在)
・BLA保持者優先
・鳥を病院へ連れていける人(その理解のある人)
・ネットを通じ TSUBASAに連絡が取れる人
・基本的に鳥を飼っていない人(先住鳥への感染などのリスクがあるため)
条件に合う方に対して 委託される鳥さんにも条件があります。
・クラジミア、PBFD,BFD陰性であること
・一般家庭からの引き取りの鳥さん(業者系の鳥さんは該当しない)
・絶食などの問題がないことをTSUBASAで確認した子
2級に合格したら ボランティア募集が届く場合があるとか、 すごく協力したいな、と思いました。
ただ 「鳥を飼っていない人」という条件が無理ですね。
これについては 考えているところだと 涌井先生もおっしゃっていました。
もし できるチャンスがあれば 私もお手伝いできたら、と思っています。






