来週、夏休み中に息子が引越しをするそうです。
彼女さんと同棲するためのマンション。うちからは電車で20分くらいですから、近いです。
遠距離恋愛中の彼女さんは、8月いっぱいで退職して9月上旬にこちらに引越して来るそうですが、7月31日までに新居を契約しなければならなかった関係で、息子がひと足先に引越すとのこと。
よって来週今の住まいを引き払い、とりあえず8月中は、息子が新居で一人暮らしになるそうです。
今まで住んできたところは、予備の鍵を実家で1本預かっていたので、それを受け取りに息子がうちに来ました。
せっかくならと、一緒にご飯を食べながらいろいろ様子を聞きます。準備はどう?はかどっている?
「この週末に彼女にこっちに来てもらっててね。
とりあえず、カーテンとか買った」
そうね。カーテンの色柄は、女の子の意見を無視して買ったらダメよね。
「冷蔵庫は新しく大きいのを買ったんだ。引越し翌日に配達してもらって、小さい方を引き取ってもらう予定。
食器棚はいったんそのまま運んで、彼女が引越して来てから探すつもり」
そうね。今のあなたの食器棚は、単なるカラーボックスに扉が付いただけの物だから、何か買った方が良いだろうね。
「ベッドは粗大ゴミで、希望日の予約が取れた」
そうね。あの折り畳み式のシングルベッド、10年使ったからもう十分ね。
18歳の時、大学に合格して一人暮らしを始める息子と一緒に、いろいろと準備をしました。
ベッドはその時に買ったものだね。カラーボックス食器棚は、就職してこっちに来たときに買って、引越し作業を手伝いつつ夫と私と2人で組み立てたんだったね。
「引越しの日とか前日とか、何か手伝う?」
「いや、たいして荷物無いから大丈夫。引越屋さん頼んであるし、新居のサイズとか測りに行くときに、大事な物はもう手で運んだりしてるし」
そうね。彼女さんがいない時に、彼ママが部屋に入るのも良くないわね。
来年には30歳になろうという息子。もし彼女の気配もなく、ずっと実家に住んでいたりしたら、すごく心配だと思う。
きちんと仕事をして、長く続いている彼女もいて、親の手を借りる必要もなく自立して生活できている。
とても喜ばしいことなのに、なんか寂しく感じるこの気持ちは何なのでしょうね。
大学~大学院時代の6年間、息子の住まいに行ったのは2回。後半はコロナ禍だったこともあったけど、特に用も無いので行くことは無かった。(コロナでなかったら卒業式には行きたかったけど)
就職してからの4年半。隣の駅に住んでいるけど、息子の住まいに行ったのは、引越しの時と、何か荷物を届けたりする時と、コロナとインフルになって食事を届けた時。病気の時などは、玄関先で必要な物を渡しただけだから、部屋の奥まで入ったのは引越しの時だけかしら?
だから今までだって、息子の住まいに行くことなんて別に無かったんですよ。もちろん勝手に行くことなんて無いし、予備の合鍵を使ったこともありません。
でも何て言うのかな…。「行こうと思えば行ける場所」だったのが、もう「行けない場所」になったんだな、っていう感じ。
大学に進学して遠くに行ったときは全然寂しくなかったけど、今回は何か寂しい…かも。
まだ結婚してないんですけど、この気持ちは何でしょうね。