この夏、子供たちはそれぞれバラバラに帰省してきて、家族全員で集合することはありませんでした。
娘は、本当にチラっと夕食を食べに寄ったくらい。時間にしたら5~6時間くらいですかね。
仕事の様子、上司や同僚の様子を楽しそうに話してくれました。
「上司がこんなに良い人でね」
「こんなに可愛がってくれてね」
「同期と一緒に旅行に行ってね」
親として、仕事の不満や上司の愚痴じゃなく、楽しいエピソードを聞けるのは嬉しいことです。
もちろんポンコツ(失礼!)な方のエピソードもいろいろ聞いたけど、そういう、自分ではコントロールできない要因に対する対処法みたいなものも少しずつ身に着けて、オトナになったなぁと感じました。
娘は社会人2年目として過ごす中で、「自分の得意分野」「評価されるポイント」「期待される役割」みたいなものもわかってきたようです。
「私って、周りに比べてこういうことが上手くできるらしい」
「こういうところを誉めてもらうことが多い」
世の中って、同じ行動を取っているのに、プラスに評価されたりマイナスに評価されたりすることってあるじゃないですか。
例えば…、そうだな。ある組織では「元気が良い」と評価されるのに、別の組織では「うるさい・がさつ」と言われるとか。
ある組織では「丁寧・よく気がつく」と誉められるのに、別の組織では「細かすぎる」と言われるとか。
娘の場合、中学生くらいのときって、結構先生からマイナスに評価されることがあったんですよね。
大人っぽ過ぎるというか、もっと熱くなれ!みたいに言われるというか。本人はちゃんと頑張っているのに、それがあんまり先生には伝わらなかったみたいで。
でも、高校・大学と進むにつれて、評価が娘に追いついて来たみたいなところがあって。
今の職場も、娘の感性と結構合っている職場みたいです。
子供の頃は、「何を考えているかわからない」「子供らしさが無い」みたいに言われることも多かったけど、そんな側面が今では、「メンタルが安定しているから安心して仕事を任せられる」みたいに誉められる。他にもいろいろ、娘の良いところを見つけてくれて、楽しく導いてくれるそうです。