私と姉で交代で実家に行き、近所に住む兄と協力して、3人で頑張った実家の断捨離。

今回で全てを済ませることは難しく(母の気持ちもあるので)、あとはまた追々…という感じで終了しました。

皮がポロポロとこぼれ落ちるベルトとか、少し触っただけで割れてしまうプラスチック製品とか、ビニールがベトベトしている小物とか、長い歳月を感じるミイラ品も、たくさんたくさん発掘して処分しました。

 

ただ母の家の場合、いわゆる収納から物が溢れかえっているとか、通路を塞いでいるとかいう状態ではありませんでした。収納の中にギュウギュウに150~200%入っている(奥に死蔵品がたんまり)、という感じだったので、部屋の写真のビフォーアフターで見ると、あんまり変わっていないんですよ。

だから、「あんなに捨てたのに、見た目がほぼ変わってないのが不思議過ぎる!」と、兄がすごく感心していました(笑)。基本的に、収納する場所はほぼ変えていないので、「あれはどこ?あれが無い!」みたいなことは、あんまり無いはず。でも、取り出し易さは圧倒的に改善したと思う。

 

そして、一見して変わっていないことで、母の気持ちもあんまり逆撫でせずに済んだかもしれません。

 

本当はもっと、あそこもやりたい!あれも要らないでしょ?って物もまだまだある。兄夫婦の荷物が入る前に、やりたかった所がたくさんあったんですけどねぇ。


 

兄夫婦が引っ越しした後は、私にとっては「実家」というよりは「義姉の家」になるわけですよね。

 

というか兄夫婦は転勤族で、国内海外含め10回以上の引っ越しをしていましたが、この家の名義に兄夫婦も入っているので、もともと義姉の家でもあるんですけど。転勤から帰って来て本社勤務になり、実家から通うこともできるけど、まだ同居は早いよねってことで、近隣にマンションを借りていた、というワケなんですけど。

 

今まで兄夫婦はここに住んだことが無く、両親が2人で暮らしていたので、私もここで育ってはいないものの、ここはあくまで「実家」という扱いでした。勝手に2階にも上がったり、キッチンの引き出しや冷蔵庫も「開けるよー」くらいのノリで開けたり、割と自由に過ごしていました。

 

 

でも「義姉の家」になったら、勝手に引き出しとか冷蔵庫とか開けるわけにもいかなくなるし、まして捨てるわけにもいかなくなります。(もし逆の立場だったら、義妹が勝手に引き出し開けるとか、絶対イヤだよね)

 

2階は兄夫婦のプライベートスペースになるわけだから、2階に上がるにも、義姉に「上がって良い?」と聞いてから上がることになりますよね。勝手に夫婦の寝室とか覗くわけにいかないし、どこまでは行って良くて、どこは開けちゃダメなのか、最初は戸惑いそうだなぁ。

 

「自分が育った実家」にお嫁さんが同居するパターンなら、その戸惑いはもっとですよね。皆さん、どういうふうにルール作りしていらっしゃるのかな。教えていただきたい…。