「実家あるある」と言えば、着物じゃないですか?

母世代の人たちって、どうしてあんなに着物を持っているのでしょうか。

 

2階の納戸に和ダンスが2棹あり、その中にたくさんの着物があります。もちろんこれ以降、母が着物を着る機会があるとは思えません。

 

喪の着物もありますが、配偶者である父はもう亡くなっているし、その他親族のお葬式に参列することがあったとして、洋装で十分です。または孫の結婚式に招待される日があったとしても、今の母では、着物を着てトイレに行くことがままならない。

冠婚葬祭の場で、トイレを失敗するリスクを冒してまで、着物を着ることは無いと思うのです。

 

 

私と義姉は自分で着付けができないので、着物は何枚か持っていますが、ほとんど着る機会がなく、これ以上は要りません。

実姉が茶道のお稽古をしていて、少しは着る機会がある(自分で着れる)ので、何枚かは実姉に引き取ってもらい、あとは原則処分。(着物をレンタルした場合でも自分で用意する小物系だけ、誰か使うかもしれないと、少し残しました)

 

こちらは後日兄が、テレビCMをしている買取業者さんを呼んで、査定してもらいました。

家紋が入っているものはダメだったり、値段としてはほんの微々たるモノだったようですが、ゴミの日に出すのは胸が痛いので、無料でも引き取ってもらえれば御の字。

 

 

そして、着物が無くなった結果、和ダンスが2棹空きました!

こちらももう、何十年物の和ダンスで、引出しが開きにくかったりボロボロのタンス。処分してスッキリ。

 

「ホントに良かった。俺ひとりじゃ、これどうして良いかわからなかった」

 

兄としても、一番やっかいと思っていた大物が処分できて、ホッとしたみたいです。