「○○社の冬インターン落ちた」
娘からLINEが来ました。え!マジで??
○○社というのは、娘にとっては大切な持ち駒というか、割と安全な併願先というか、心の拠り所としていた会社です。
夏インターンに参加した際に、人事の偉い人から声もかけていただき、あちらから「ぜひ冬も参加してください」と言われてのエントリーだし。「夏インターンで声がかかっている場合、冬インターンに落ちることはまず無い」という噂だったし。
娘としても通る気満々だと言っていたので、ちょっとビックリだし、ちょっとショック。
○○社さんは、どちらかというと「穏やか」とか「癒し」みたいな企業イメージを持たれる感じの、安定老舗日本企業。
どちらかというと「個性的」とか「独創的」と言われがちな娘のことは、気に入っていただけなかったんでしょうか・・・。
夏インターンの時、ある「アイデア系」の課題が出され、その場の参加者のほぼ全員が同じような作品(?)を作った中で、明らかに娘だけが違う方向のアプローチをしたそうなんです。そして娘は、その方向に絶対の自信があったそうで。
「だって、○○っていう課題だったんだよ?だったら、ホニャララの視点から行くべきだと思うのよ」
娘は器用な方ではないので、作品そのもののクオリティは決して高くは無かったけど、そのアプローチの方向については評価されたはずだって言っていたんですよね。
でも「穏やか」な○○社さんは、「独創性」より「協調性」が好きなのかもしれない。娘は尖がり過ぎていたのかなぁ。
何がいけなかったんだろうねぇ?と娘にLINEを返したら…。
「インターンの日程が、東京日程の他に地方日程もあってね。
大学所在地に近い地方日程に応募してください、って言われたんだけど、都合が悪いから東京日程に応募したの」
あー、そうなのか。何でそっちの地方日程はダメだったの?
「別の企業の冬インターンと、日程がかぶってた」
あー、こないだグルディス面接したと言う、就活偏差値の高いあそこの冬インターンね?
「そう。それで東京日程に応募したいって言ったら、東京だと交通費の関係で通りにくくなるって言われてたの」
なるほど…。大学所在地と近い方の地方日程と違い、東京日程に参加するとなると、○○社さんが負担する交通費が万単位になりますからね。○○社さんとしては、近い人を優先したいということか。
そして、地方日程は都合が悪いと言ったことで、○○社が第一志望じゃないってことがバレたというワケね。
これって、どのくらい今後に影響あるんでしょうか?
一応、冬インターン参加は必須条件ではないので、本選考も応募する予定と思うのですが。
そうそう、そして○○社さんを犠牲にして(?)エントリーした、高偏差値の方のインターン。無事に合格したそうです♪
そっちに落ちていたら、「○○社さんの方、地方日程で応募しておけば良かった!」となるところでしたが、そっちが受かったので結果オーライ…だよね?