今思えば 申し訳ない事をした。
20歳の頃 独り暮らしを始めた。
高校時代の友人が遊びに来てくれたのだが
私は 当時 彼女以外は 家にあげたくないという謎のプライドを秘めていた。
私が契約したマンションは下駄履きの建物で1階が駐車場になっていた。
友人には 私の車の前で 待つように伝えていた。
当時の私は 人を待たせる事に関しては右に出る者なし。
きっと かなりの時間を待たせたと思う。
何様だったんだろうか。
もし 私の立場だったら 五分で帰ってると思う。
それくらい 私は待つ時間が苦手。
今では いくら友人とはいえ、人様によく そんな事したよなと深く反省している。
私は その時は 予想だにしなかった。
とんでもない事件が起きてる事も知らず
待たせた友人に どんなギャグをかまそうか
そんな事ばかりを考え エレベーターに乗った。
エレベーターは あっという間に1階に辿りついた。
扉が開いた瞬間 いつもより光量が眩しいような気がした。
いつもより 派手に周囲が光輝いていたが
きっと週末のせいだろう。
その程度にしか 思ってはいなかった。
オートロックのドアが開く。
そこには 待ちくたびれた友人がいて
きっとこう言うだろう。
「おせーよ!バカ」
私は
「くるしゅうない!待たせたな!」と意気揚々と飛び出した。
そこには 割とよく見かける制服に身を包む立派な大人2人に 両腕を掴まれ 引きずられそうになっている友人が
「助けてくれ!」と泣きそうな表情を浮かべていた。
一瞬 知らんぷりをしても良かったのだが
国家権力に協力しないわけには いかなかった。
そう、友人は 私に外で待たされたあげく
当時近隣で横行していたバイクの窃盗犯と疑いをかけられ 通報され 警察官から事情聴取を受けていたのだ。
いくら 私と待ち合わせてると説明してもいっこうに出てこない私を心底恨んだに違いない。
今日のラジオ番組のテーマで そんな事を思い出したが このネタはココ用にと温めて
ラジオには 独り暮らしのキッカケになった話を
メールしたので 下記より再生▶️
何処かで私のメールが採用されています。
宜しければ