昨日は、特に見たくも興味もあったわけではないのだが、時間があったので「

お猿」の映画を見てきた。

 

Planet of apes kingdam 邦題では「猿の惑星 キングダム」

この映画シリーズは「お猿」と人間の立場が逆転し世界をお猿が

支配することは映画を詳しくない人でも判るだろう。

 

実はこのお猿の映画は1968年に初封切りから70年半ばまで5作品が

シリーズ化していたと思う。そして、2001年にリメーク版が出され

今回が5作目となる。

 

一応、初版シリーズは世界観が統一されているが、2作目では超能力を

操るミュータント人間は出てくるわ、2話の結末では超高性能の

核弾頭で地球そのものを吹き飛ばすわ、3話では地球爆発前に宇宙船で

逃れたお猿の夫婦が磁場のゆがみでタイムスリップし1970年代の

地球に降り立つわ、んで、お猿夫婦の子供が4作目ではお猿仲間を

率いて反乱をおこすわと、なぜなぜを考え出したらキリがない映画である。

 

ちなみにお猿夫婦の子供の名前は「シーザー」

この名前はリメイクシリーズでも頻回にでてくるから、今回もひとり

「ニヤッ」としてしまった。(お猿映画の鑑賞者は自分ひとりだった)

 

猿の惑星 (映画) - Wikipedia

詳細は上記に譲るが、チャールトン・ヘストン主演のこの1968年

封切りの映画がSFの金字塔とも言えるのではないかと思う。当然、

当時はCGも無くお猿はすべて特殊メイクであり、現在の精巧さとは

比較にならない。しかし、アップでも耐えられるメイクはハリウッドの

技術なんだとだと関心してしまう。

 

実はこの映画に触発されて、日本版のお猿の惑星のTVシリーズが

放映されていた。流石に「猿の惑星」とはタイトルに使えないから

「猿の軍団」てな名前だった。

ただし、個人的には同時に放映されていた「宇宙戦艦ヤマト」を

見ていたが、主題歌は覚えているから見ていたのか記憶が定かでは

無い。

猿の軍団 OP (youtube.com)

 

youtubeて、すげぇ

 

そして、アメリカの象徴の「自由の女神」の破壊された姿を

映し出す衝撃的とも言えるラストシーン。

お猿の星に迷い込んだと思っていたら、人間同士の争いによって

文化や文明が失われた未来の地球だったとと言う救いところが無いオチ

子供の頃、初めて,このシーンを見た時には鳥肌が立つほど

インパクトが強かったなぁ

 

新シリーズは1960,70年代と比較して、泥臭さはない。

時代背景がそもそも違う訳だから、これは「猿の惑星」ではないと

野暮なことは言う必要も無い。ただ単に楽しめば良いのだ。

そして、お猿映画シリーズは「なぜ、どうして」が満載であることが

特徴であるとも思う。だから、自分勝手に解釈するも良いし妄想することが

楽しいのかもしれない。変な理屈をつけるより受け入れる寛容さが重要なのだ。

 

キングダムも「なぜ、どうして」が満載である。

そして、最後にはウぅンを唸らせてくれるラストが待っている。

約2時間半の大作、まだ未視聴の方はいかがですか。

 

このタイトルのApesとは日本語では「猿人」「類人猿」となる。

このape(エイプ)は一部のバイク乗りには、聞き覚えがあるので

はないかな。特にハーレー乗りの高く上がったハンドルはエイプハンガー

と言う。apesのsが抜けているから、「お猿のぶら下がり」ハンドルとも

言えるのか(ご使用の皆様、失礼をごめんなさい)

続きましては、このバイク

ホンダ エイプ

ホンダにはモンキーという「お猿」がいたけど、コレが進化したかは

知らないが、車格が大きくなり横型エンジンが縦型に立ち上がったので

お猿が進化し猿人になったという洒落なのか。真相は知らないが

判る人は教えてね。

 

そして「猿人」はエンジンとオチが付いたところで今日はここまで。