オールドタイムランみかも2023に参加して、心より楽しんだ

 

言い忘れていたけど主催者、スタッフとしてサポートいただいた方々、

ご関係いただいた方々、参加の皆様ありがとうございました。

 

さてさて、帰路についたビンビンモクモクの「J1TR」アクセルが重い。

何か抵抗を感じるし、2段3段と引っかかる感じがしてリニアに反応しない。

 

拙速に考えられる事は、メンテナンスを怠っていたためのスロットル部分の

グリース切れ、もしくはアクセルワイヤーのオイル切れじゃないかと

素人ながら昼飯に何を喰うかと同時進行で考えながら推測した。

 

帰宅してスロットル部分をバラしてみると、案の定、グリースの痕跡の無く

自分の心のように乾ききっていた。結局、スロットル部分にグリースを

たっぷり塗り込んで問題解決。じゃ、面白くないからスロット解剖新書。

 

写真は以前に、ばらした時のものでし。

今とは違ってインナーグリップ?は肉厚な金属製

 

インナーグリップをスルスルと引き抜くと、こんな感じ

ハンドルにスリットが入っており、そこに切り欠きが入ったスライドが収まり

アクセルワイヤーがはめ込む構造。

 

今はアクセルをひねると、その回転に合わせてワイヤーが巻き込まれて

キャブレターのスロットルバルブが引き上げられるの構造が主流だが

これは、アクセルをひねるとインナーグリップの内側の突起が回転し

斜めに切られた部分が回転と共にスライドしてワイヤーを引き

キャブレターに連動する。

 

結構、昔のバイクに用いられた構造だが、今はカブ位なのかな?

考えてみれば、結構複雑な構造だしメンテナンスも面倒な感じ。

 

当時のプラスチックの材質や加工技術、現行のような形状で金属製に

するとコストの面などからこの様な構造が継承されたのだろうか。

今回はワイヤーのオイル差しとスライド部分にグリースを塗りたくって

メンテナンスは終了。

 

しかし、ビンビンモクモクのJ1TR、大した整備もしてないのに

よく走ってくれるなぁと感服