熊本地震の状況は、日々詳細がわかり、多くの方が被災され、44人の方が亡くなったそうです。(4月19日0時現在)

今回の震災で、家屋に閉じ込められて亡くなった方もそうですが、

震災関連死という、震災から避難したのですが、避難先で、先の不安や避難所でのプライバシーなどでストレスが過多になり、心臓や高血圧などに持病がある方などが発作をおこされるという2次的災害とも言える状況もみられるようです。

また避難所ではなく、車で避難生活をしている方もあり、エコノミー症候群の危険もあるそうです。

不安やストレスを感じたら、医師に相談出来たら相談しましょう。

避難する際、持病の薬を持っていくように、もしくは、持ってこれなかった場合、医師に処方してもらうようにしましょう。(お薬手帳などあると便利かもしれません)

本当に、お気をつけください。

 

被災地以外から、義援金が様々な形で募集がスタートされました。

JALなどは、マイルを募金として収集したり、

T-ポイント(TSUTAYA系)やdポイント(ドコモ)は、ポイントを寄付にすることができたり、5年前の義援金の募集の形も変わってきました。

 

賛同される方は、それぞれの形で寄付をされるべきだと思います。

金額の大小に関わらず、自分の気持ちをそこに込めるべきだと思います。

 

{C962FF6F-D464-4812-A0C4-9EA197F2C8C7}

そこで、お金を寄付される方、寄付金は、確定申告で「控除」として減税の対象になりうる場合があります。お金を寄付される場合、その点もチェックしてください。

 

{DF425C12-94D6-4682-9021-796DBB23A975}

再掲ですが、以前も記載しています。

今みな寄付をしようとしているので…(2011.3.30)

年末調整の季節なので・・・震災の寄付の控除について (2011.11.9)

 

No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)・・・国税庁

2011年より法律が変わっている可能性があるので、国税庁のホームページを確認してください。(2016.4.19現在)

 

ある特定団体(例:日本赤十字など)に対し寄付をした場合、受領書が送られてきます。(結構忘れた頃にきます)この受領書を元に、確定申告の際、寄付の金額を控除されます。

寄付控除額の計算式は、

次のいずれか低い金額-2千円=寄附金控除額

イ その年に支出した特定寄附金の額の合計額

ロ その年の総所得金額等の40%相当額

と、なります。例えば、あるAさんの2016年の総所得は400万円だとします。

熊本地震の際、5万円寄付をしました。

では、

イ ¥50,000

ロ ¥4,000,000 * 40% = ¥1,600,000

となり、イが低い金額になります。

なので、寄付金控除額は、¥50,000 - ¥2,000 = ¥4,8000

¥4,8000円が控除の額となり、課税対象から控除されます。

 

寄付の行為は、善意であり、その行いは尊いものだと思います。

しかも、決して少額ではない金額を寄付するのです。

正しく税処理をすることも必要だと思いました。

 

これは、領収書を発行してくれる団体だけに限られます。

街角で小銭を寄付するのに、領収書をいただいても、どうかと思いますが、

振り込み等で様々な団体が義援金募集を行っています。

せっかくのあなたのお金を役立てるのです、

こちらもただしく申告するべきです。

 

{D1DCE113-9983-473D-BF6E-EAF83E89005C}