(閲覧注意)残忍な表現が出てきますので、それを了承の上進めてください

今年行った、マニアック?な博物館です

けれども、日本人に大人気の博物館だそうです。

場所は、ドイツローテンブルク Rothenburg ob der Tauber
街は、中世の街並みの雰囲気を残した、可愛らしい街で観光客に人気です。

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そこの一角に怪しい名前の博物館が

それが、中世犯罪博物館  Medieval Crime and Justice Museum 

中世犯罪博物館

日本人に人気なんだなぁと、随所でわかります。
①公式ホームページの言語がドイツ語(ドイツの博物館だからね)、英語(グローバル言語として)、そして日本語!

他にヨーロッパだからフランス語とかスペイン語とかあるのに日本語!

②館内の案内板も日本語があります。(多分日本人監修の日本語です)

実際に中は・・・

入り口では、「鉄の処女」が向かい入れてくれます。
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鉄の処女は、「ベルサイユのばら」の番外編でエリザベス・バートリを題材にした話があるのですが、このエリザベス・バートリ/ エルジェーベト・バートリ 、かなり位の高いハンガリー貴族の女性で連続殺人を犯したとされ、「血の伯爵夫人」と呼ばれ、吸血鬼伝説のモデルとも言われています。
(本来であるなら、彼女は死刑になるところですが、高貴な家柄ゆえ、幽閉という形になります)
若い女性を残忍な方法で殺しているのですが、「ベルばら」で登場するのが鉄の処女。
人型をした容器の中は、槍が埋め込まれ、中に閉じ込められると、全身を貫かれるという仕組み。
※ただし、実際に使われたということの確証はないらしいです

そして中には、中世の拷問器具や処刑道具が

中世の裁判制度が垣間見えたり、
魔女裁判の様子がわかったりします。


恥辱刑というのがあるのですが、これが恥になるのか・・・と
現代人には理解できない部分もあり、ちょっと面白いです
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恥ずかしのマスク
滑稽な姿が刑罰って…

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ネックバイオリン
首と手首を通して、街を引き回されるのだそうですが、オシャレにデコレーションしてるって…

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三つ編み刑
三つ編みを付けて街を引き回される
これも恥辱刑

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日本語の説明

たわけ者って、とんと最近は聞かないけどね

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入り口にある罪人用の馬車



なにより、それぞれの展示物には、日本語で解説があるので
ガイドブックを見ないでも、十分楽しめます!

是非是非見てください

ちなみに、なぜか私の周りの人(日本人、ドイツ人)には、理解されなかったマニアック博物館でした・・・なので、もし行かれる際には、一人で行かれるか、確認をとって行かれた方が、おすすめです。

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