社内公用語は英語が当然でしょ!?
インターネット総合サービスを展開する楽天と、ユニクロでおなじみのファーストリテイリングが、相次いで社..........≪続きを読む≫


日本人の英語アレルギーは、相当なものでしょう。


中学・高校と6年英語を学び、大学でも英語を受講する。
平均して8~10年英語を学んでいるんですが、


「Do you speak English?」


って聞くと、たいてい「NO!」と答える。(既に英語じゃん。分かっているんじゃん)


ということで、ビジネスの世界でも鎖国だ、ガラパゴス化だ…といわれているんですが
さすがに、ここ最近では、ジャパニーズイングリッシュながらも日本人が英語でビジネスをするシーンというのは増えています。なので、決して英語が珍しい!ってわけじゃないんですよね。


しかし、

楽天、ユニクロと社内の公用語を英語にする!と宣言してしまったんですよね。
今頃、両社の社員は「ひえ~~~!」って言っているのでしょうか?


私は、この英語を公用語とする案。結構消極的です。

理由は、


① 社外への発信は日本語(もちろん必要に応じて英語)。当然翻訳が必要になり、両者の内容についての品質保持をどのように行うのか?同期が完全に取れるか?


>>たとえば、企業のサイトに行ってみてください。そして、英語のページを参照してください。
この情報量の少なさ。これは、日本の企業だから英語は必要最低限でいいって考えなんだろうね。日本人は問題ないけど、日本語を理解しない外国人からしたら不満かも。じゃ、英語オンリーにした場合、多くの日本人はこのサイトを見ないだろうね。なので、両方必要。


② 英語は、あくまでもコミュニケーションツール。能力ではない。なので、評価軸が英語が喋れるって入ってもしまった場合、正しい人事評価を下せるか?そして、


③ 確かに英語は世界共通言語になりつつあるけど、英語だけで世界に勝負出来るの?その勝算は?


④ 現代の日本人、正しい日本語も書けないのに、英語だけにしていいのか?日本語力の低下の心配は?クライアントへの資料(日本語)が貧相な残念な日本語になってしまっていないか?


という理由です。


ま、日本企業への転職は無理~と外資系企業ばかり受けて、面接の8割が英語だった私が言うのもなんですが…(ちなみに私は所謂、バイリンガルじゃないです。)


言語って私の場合、趣味になっているので英語以外にしか興味持てないけど、誤解しないようにしないと失敗しちゃうと思うよ。これってやっぱり、日本の英語教育の弊害かしら?


あとは、日本でビジネスをするうえで大切な

「お疲れ様です」って英語でなんて言うんだ?


ペタしてね


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インターネット総合サービスを展開する楽天と、ユニクロでおなじみのファーストリテイリングが、相次いで社内公用語を英語にすることを発表した。
 楽天もファーストリテイリングも、経営会議の英語化を手初めてに、一般の会議も英語化、さらに社内文書も順次英語にしていくという。
 「社内公用語を英語に」というこのニュースは、ネット上でさまざまな議論を巻き起こしている。

この話題にコメントしているブログをチェックすると、まさに賛否両論。
まず、否定派の意見をのぞいてみると……、


・日本人同士で英語話すなんて、なんか気まずくね?
・英語アレルギーなんで、そういう会社はちょっと……。
・日本の会社なんだから、日本語でいいような気がするのだが…。

といったところ。
この発表に対して、


・英語にすれば、世界で勝てると思うのは短絡的だと思います。
・言語はあくまでコミュニケーションの手段。目的と手段をはき違えなきゃいいけど……。

など、賛成しかねるという意見は少なくなかった。

一方の賛成派は、


・このニュースを見て、英語がんばろうって刺激受けた!
・社内公用語を英語にするような、国際的な活躍を視野にいれた会社に入社したいですね。

といった意見のほか、


・国際企業を目指す会社は当たり前のようにやるべき!
・経済成長したいなら、外国に打って出るしかないわけだから、当然の結論だと思います。

などの意見が目立っていた。

ただ、賛成派の中にも、

・英語ができるってだけの人は評価しないほうがいいでしょうね。

という条件付きのコメントが多く、言語を操る能力と、仕事ができる能力は、別次元で評価すべき、という意見が多く見受けられた。

賛否両論が別れたこのテーマだが、少なくとも、英語が話せたほうが、コミュニケーションの相手も広まり、ビジネスに留まらず、世界が広がるのは確かだろう。英語が飛び交う環境に身を置き、英語力が強制的に鍛えられる環境に浸れることは、英語が苦手な筆者からすれば、うらやましい話しなのだが……。