今公開されているマイケル・ムーア監督の”キャピタリズム”を観ました。

キャピタリズム・・・資本主義


現代の資本主義について徹底的にこきおろしているのですが・・・

(決して共産主義がよいと言っているわけではない)


結構難しい内容です。アメリカ経済の内容なので、若干日本経済や世界経済とのギャップもあります。また、キリスト教の教えに基づく資本主義の現代の在り方について述べていたり、日本人には少し理解しがたい内容ではあります。


けれども、マイケル・ムーアの皮肉交じりのドキュメントムービー。

アメリカの裏の現実を映しているようでした。


(以降、ネバレもあるので注意)

”世界一”であるアメリカ。私たちが目にしているのは、アメリカン・ドリームを勝ち得た人たちだけ。その人たちは約1%のアメリカ人なのです。残りの99%は貧しく、ローンを抱えて安い賃金で毎日働きそれでも、贅沢できないのです。


でも、印象的な言葉は

そんな1%のリッチも99%のプアーも選挙権は同じ1票なのです。


ここで、わからなくなったのは、

資本主義と民主主義


学校で寝ていたのかな?!ちょっと調べてみました。


資本主義・・・経済の仕組みの一種で、資本の運動が基本原理となる体制である。「資本制」とも言う。

社会に貨幣を投下し、投下された貨幣が社会を運動してより大きな貨幣となって回収される場合、この貨幣が「資本」とよばれる(資本を参照)。資本が利潤や剰余価値を生む社会システムのことを「資本主義」という。


民主主義・・・諸個人の意思の集合をもって物事を決める意思決定の原則・政治体制をいう。
democracyは、古典ギリシア語のdimokratía(δημοκρατία)が語源である。

民主主義または民主政は、歴史的に発展してきた概念であり、その時代、論者によって内容の異なる多義的な概念である。


資本主義は、経済の仕組みで、民主主義は、政治の仕組みになるのですが、政経の関係性を考えると利権を得た人たちが、政治を動かしているということ。(こんなに簡単にかつ乱暴な言い方もないけど)


まだまだ、勉強が必要です。


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