脳血流SPECT検査を受けた5日後。脳神経外科外来に結果を聞きに行きました。
自分の番になり診察室に入ると、画面にサーモグラフィーのように赤色・黄色・緑色と色とりどりの脳らしき画像が複数映されておりました。 
先生が、
『先日受けていただいた検査の結果が出ました』
と説明を始めました。
連続ドラマの最初の5分の如く、前回の続きから説明があったあと、本題の今回の検査の話になりました。

『この画像は向かい合っている形になるので、向かって左側があなたの右脳です』

あまりよい結果では無かったんだな。

先生が続きの言葉を発する前に、なんとなくわかりました。左脳側は「黄色時々赤」なのに対し、右脳側は「黄色時々緑」で、ほとんど赤みがありませんでした。
初大学病院から20日以上経った、9/26。予約した脳血流SPECT検査に行きました。
予約時に、検査当日は受付機で受付を済ませ「アイソトープ検査室」に向かうように言われていました。

言いつけ通り受付を済ませ、「アイソトープ検査室」に向かいました。人生で受けた脳の検査はCTスキャンのみなので、正直何が起こるのか不安でした。
検査室内に呼ばれ、検査台に横たわると

『では、この上に寝てください』 
『胸の上で手を組んで下さい』 
『寒くないですか?毛布かけますね』 
『目隠ししますよー』 

「きよらの卵のおふとんをかけてください」状態でした。 

実際の検査は、きよニャ(きよらの卵CMののチキンライス猫)とは違い、目隠し後は薬剤注入のため左手の動脈に針を刺され、頭の回りにうるさい機械がぐるぐる25分くらい回っていて、幸せ感0でした。

検査結果は後日脳神経外科の外来で聞くことになっているので、よく分からないまま検査を終え、会計をして帰りました。

この時は、何度もこの検査室に来ることになるとは思っていませんでした。

初めての大学病院は、検査の予約をするために行ったようなものでした。脳血流SPECT検査と、その結果を聞くための外来診療の予約をして、その日の外来診療は終わりました。
脳神経外科の待ち合いで、地域連携室に渡した画像データが返却されました。診断書などは、封筒に入れて封かんされ、本人が見てはならない感じで渡されるのに、CD-Rそのままが返されました。
「これ、私が持ってていいのですか?」と思いながら受けとりました。

翌日まで夏期休暇だったので、休暇明けにいきなり「通院で2日休みます」と言わねばならないことに、少し憂鬱になりながら帰りました。

夏期休暇最終日も、何だかもんもんとして、「もやもや病」をスマホで検索したり、返却された画像データを見たりして過ごしました。何度見ても、脳の血管が左右非対称なので、誰が見ても「正常ではない」ことは明らかだなあと、落ち込んだりしました。夏期休暇の半分は脳神経外科で終わりました。