　最近色々、グズグズとネットでニコンのAFズームレンズを捜していた。

先日の愛子様の突然の伊勢神宮参拝に出会って無ファンインダー撮影はやはり困難で、AFレンズの必要性を痛感した。

そこで元々が2000年頃の動きが遅い？と言われるが意外に安価な？AF28-105ｍｍとAF35-105ｍｍを候補に挙げた。最新レンズにはAF24-120ｍｍ、24-200ｍｍがあるが、いずれも私には24ｍｍは広角過ぎる。28ｍｍが入ると、レンズ直径が大きくなるし、フィルター・フードの用意が大変！　35－105ｍｍでは径52ｍｍ。

此処で、AF35-105ｍｍを捜したが、余り出なかったのか、見つかっても程度の余り良くない物ばかりで、Ｃランクが多かった。20年前の製品なので当然で、一か月程捜していたが、やっとAF 35-105が見つかった。が、出荷元を見ると、「ＸＸ質店」。質店でデジカメなんて！とは思ったが、店舗写真を見ると意外と立派なショー・ウィンドウを備え、ネット販売も。最近は質屋さんも綺麗に変わったものだ。しかも価格は納得の￥3000ほど、しかも程度はＡＢ・良品、これならジャンクでも構わないや、とばかりプチッとした。当時のカタログは持っているが、価格は￥50,000以上、複合型非球面レンズ採用とある。ガラスと樹脂レンズ複合型を一枚採用しているらしい。意外と使えそう、AFのED70-300ｍｍは持ってはいるがこちらは望遠～超望遠で使い難いし、今や何故か「おじさん用ズーム」で元々安価だった（値引きが凄かった）。

元々私は広角レンズの使用が苦手で、準標準の35ｍｍ程度までが限度。しかも、ズームは大抵、広角側と望遠側のみの使用となりやすい。それなら単焦点レンズにすべき、とは思うのだが、ゴロゴロとレンズを多数持つのは重い。

　さて、早々とレンズが届いたが、ズームレンズの内部のチリ・ホコリは構造上覚悟の上。幸い肉眼で見えるカビはないようで、絞り値が暗いのは当然。所が操作方法が全く分からない。しかも重量が50ｍｍＦ1.4で250ｇ、こちらは420ｇほど。まだ、アルミを使い、フィルム～デジカメへの過渡期のレンズか。まあ、重量は納得はするが、カメラ本体共で約1300ｇ。これは、まあ仕方がないか。AFの作動音がやや気にはなるが、元々新品の作動音は当然分からないし、特に大きな問題点は無さそう。また、三次元カム使用のズームの近接補正は施され？ているとは思うが、ここまではカタログに説明が無い。

レンズと付属品

付属品はこれだけ、前後キャップ、プラのフード、レンズケース、

社外品ではあるがフード付き、これで充分。

作例

　ズームスピードは結構速い、作動音が少し気にはなるが。　絞りF5.6

絞りF11、曇天

絞りF11、曇り

晴れ、F9.0

晴れ、やや接写気味　F9.0、このレンズ接写は苦手らしい。

晴れ、逆光、修正なし、フード　F9.0

　記録用には何とか使えそう？途中で故障しても、この価格なので諦めがつく。

最近のネットでの出品は皆さん丁寧に商品の状態説明してくれます。キズ、カビ等があれば正直に書いてくれるし、商品のランクすら正確に書いてくれる業者さんが多い。最近はこれを目安に買う場合も多々ある。

今回選択したのが、ランクAB/良品との説明があったから。ズームレンズは構造上、鏡筒内にホコリやチリは仕方がないと思います。目視で大きなカビがあれば敬遠するが、管理が悪ければカビはいずれ生する。かと言って、毎度新品は買えないし、悩ましい処です。

まあ、写真を大きく伸ばすこともないし、大抵はサービスサイズもしくはネット用。これで今回は満足としよう。

AF ニコン35-105ｍｍを購入