① ある日、我が家に突然警察官2名の訪問が、パトカーで玄関先まで乗りつけた。

しかも、トカレフ対応防弾チョッキ着用、ニューナンブ32口径ピストル、特殊警棒の完全武装。

ピンポンが鳴り、顔を出すと「お忙しい処申し訳ありませんが、、、」の此処迄は良かったが、若い警察官が2名で、「先日公園内で大きな草刈鎌を持っていませんでしたか?」の質問辺りから急に言葉使いが上から目線となり、犯人扱い。私は思わず「それが年長者に対する言葉使いか!」と喧嘩になった。当然気の短い私は徒手空拳でも引き下がらない。もう充分生きたし、警官の32口径くらいでは死なないし、と。

私は怒り「ボコボコにするぞ!」の、辺りから「職務執行妨害です」、「うるさい!」のやり取りが続き、「二人くらいならやってみるか!」、「職務執行妨害で逮捕する」まで行き着き、モメもめに。

結局、大人気ない「逮捕」には行かず、「私が草刈をした近くの現場」まで案内する事となった。

その現場は我が家の近くで、市の公園の裏口、本来の出入り口は急な階段しかない。老人、ベビーカー、幼い子供の自転車は多量の草むらで通れず、100m以上離れた正面まで遠回りをする事となる。私が草刈り鎌で草を刈っていたのは公園北の市道の法面で、斜面だが草を刈れば皆が通れるし、元々は私の散歩道にもなる。長さは20m程だが、大量の草が茂り結構な時間が掛かる。まず荒く刈り、次の日に残りを丁寧に仕上げる。私は年が年で長時間の作業は不可能、時々公園内で休憩しながら続ける。私はこれを季節毎にもう1年以上続けている。普段は「有難う」とか「お疲れ様」と皆が言いながら通り過ぎて行く。が、当日大鎌を見たペットを連れた人が警察に通報したのでは?

 

② が、この「ペットを連れた人」に因縁・問題がある。

 昨年来、この公園の「芝生広場」にペットを連れた団体が10~20名ほどが集まり、ドッグランと称してリードを5m、10mと長く伸ばし、気ままに使っていた。毛繕いもし、毛はそのまま芝生上に放置。また、噂を聞きつけ遠くから車でペットを連れて来る輩もいた。糞尿は垂れ流しで、汚い臭い、と公園の管理事務所も困っていたらしい。私が市に掛け合ったが反応なし、出たのは小さな看板のみ。管理事務所も巡回の人員までは配置できない、らしい。

そこで、近くなので「私が時々巡回します」とのOKを取り付け、無給の監視員を買って出た。そこから半年以上を掛け、ペットどもを追い払った。未だに見つけるとマナー違反のペット連れには警告を発する。「マナーを守れないなら公園に入ってこないで!」と、強い口調で警告する。そのせいか、公園の芝生広場はやっと清潔となり子供が遊び、皆が座ったり走りまわったり、の元々の憩いの場所となった。

 昨今は長野市であったように「子供がうるさい」の反対で公園が無くなったり、各処で保育園の建設に、「子供の声がうるさい、送り迎えのクルマが」とかで建設されない事態となったりしている。あんたには子供時代が無かったのか?と反論したい。

それなのに、わが市では何回連絡しても対応が遅い、もしくは無視。情けない事この上なし。

 多分、ペット連れに私はそれはそれは恨まれたのであろう、家は特定され、名前も調べ挙げられ、時に反抗され、時に「子猫のミイラ」を裏庭に投げ入れられ、嫌がらせは続いた。当然これくらいは想定済で、「子猫のミイラ」は動物愛護協会に連絡を取り、我が家の裏庭に弔い、小さな墓も建てた。「家に行きます」との脅迫もどきの事を言う輩には「お巡りさんと家で待っています」と返していた。ペットマニアとは、正にこんな存在!「公園の草刈りをする私」と「フラフラと気ままにペットを散歩させている輩」のどちらが街の役に立っているのか、と生意気な警察官には反抗した。本日の警察官も、この様な事情も知らず、私を一方的に咎めたのであろう。

 私は田舎の生まれなので、畑の草刈りをした後は、途中の寺の境内や公園で休憩するし、草刈り鎌は刃物なのだが当然「道具」なのでそのままで持ち運ぶ。これを「凶器」とみなす人は我が町にはいない。多分、これを「警察に通報した」のは恨み・悪意を持った都会のペットの飼い主であったのだろう。

 警察官は通報後、近くで訊き取りをし、我が家と私の名前を知ったらしい。が、公園の近くには躾の悪いペットを何匹も飼う輩が何人も居て、「家の子が」とか言い放つ。しかも我が家には事情があり苗字の違う2枚の表札が掛かっているが、それなのに警察官は私の名前を間違いなく言い当てた。多分これも、悪質な恨みからのペットの飼い主からのチクリであったのだろう。

これらは全て県警本部に詳細に通報済で、我が市の警察署はまたまたミソを付けたのであろう。

 

③ この結果は、、、、

 本日、公園に散歩に行くと、公園の裏口が綺麗に草刈がしてあり、多分業者が入ったのであろう、私の刈った草も片づけてあり、ついでに通学路になっている市道の両側も綺麗に草刈がなされていた。でも、また季節ごとには草刈りをしよう、健康な限りは。今回は、余りに偶然過ぎるが、何故?突然清掃業者が入るとは!

当日の警察官2名は、「余計な事をするな」の如くの偉そうな口ぶりだったし、私とは喧嘩になりかけた。これは、これは! 多分また県警上層部からの指導が入ったのであろう、と思う事とした。それにしても、市の対応の遅さ、やる気の無さ!

市長さんに「お手紙書いた!」にしようかな。

それにしても、私はまたあちこちのブラックリストに名前が載る事となったのかな?