早いもので4月が終わりました。

長女の中学校生活ももうすぐひと月になります。

そんな4月の様子を振り返ってみようと思います。

 

中学生活といえば

 

私の時代を考えれば、中学生活=部活といっても過言ではないほどそのウエイトが多きかったなと思います。

娘の中学が部活は平日週3回、土日はあってもどちらかのようです(部にもよるかもしれないけれど)。

夏場の今の時期でも完全下校は18時です。

30年前の自分のころを比べてはいけませんが今はそんなものなのだなぁ…と淡く思っていました。

みんな生活とのバランスがありますもんね。

部活動の種類も当時よりかなり減っている気がして、このどれかからってなると「ない」ってパターンもあり得るなと思っていました。

 

 

部活見学

 

入学して少ししたら部活見学が始まりました。ただ活動日を考えると見学できるのは5-6日程度。

私のことじゃないのに聞いてしまう私がそこにはもちろんいました。

ちなみに長女の部活見学はこちら↓

1日目 美術部・吹奏楽部

2日目 演劇部

3日目 演劇部

4日目 演劇部

5日目 見学せず帰宅

 

1~4日目も自分の意志ではなく、「友達に付き合って」というもの。

しかも文化部ばかり。長女は「運動部は疲れるから文化部」という何とも消極的な理由で、

文化部から選ぼうと思っていたようです。その時点で絞られました。

人について見学に行っていても、それでも演劇部に3日もいくんだからそれなりの楽しさはあったのかと思ったし、

私は運動部だったけど、文化部だっていいわけで長女の価値観を重視しようと思っていました(思ってはいました)

加えて5日目の「見たいのないから帰ってきた」というのに少々びっくり。

それなら演劇部に決めたのかな?と思っていました。

 

入らなくてもいいかな

 

5日目の部活見学の日、私の帰宅中にやりとりしていて

「入りたくないから入らなくてもいいかなーって」という言葉が返ってきました。

正直入らなくてもいいよ、と言えるほど長女に何かほかに熱中していることがない今、

想像できるのは毎日帰ってきて、何もせずにぼーっとしている姿…

 

私「母は応援とか行きたいけどなー」

娘「えー、迷うー」

私「せっかくだから新しいことはじめてみたらいいじゃない」

と何度かやり取りして「吹奏楽面白そうだったんだよねー」と。

「いいじゃん、好きな歌とか吹けたらかっこいいよね!」と持ち上げて(笑)

入部届提出締め切りの前日、無事に希望の部が決まりました。

 

自分はどうやって選んだんだろう


長女の部活選びを通してあれこれ言ってしまったけど、私は娘にどうしてほしかったのか考えてみました。

長女は運動神経がそこまでよくなさそうです。

でもなんか運動してほしいな、と漠然と思っていました。

でも入りたい部もなさそうだな、とも思っていました。

応援に行きたいは完全に私のエゴだけど、何かをきっかけに中学生活を楽しんでもらいたいなと思っていました。

部活は正直入ればなんでもよかったのです。

 

で、自分は積極的に選んでいたかというとそうでもなく…

小学校はブラスバンド部だったけど、その才能がないことにも気づき(笑)

中学は漠然と運動部、と決めていました。

その割には、バレーやバスケは小学校からやってる子が多くいて、差が最初からついてるのは嫌だなと思っていたし、

陸上は走ることが嫌いなので無理、球技も苦手、テニスは花形すぎる…とよくわからない理由で却下。

残った中から剣道部を選択したわけです。

今となってはこの選択がよかったと思うことはたくさんあるのですが私が選んだ理由もなんとも消極的でした。

結果として練習に励んでいたし、うまくなりたいと思ってやっていたし、中学は剣道を頑張ったといえるくらいやっていたので

消極的な理由からでも、積極的活動になることもあるんだな、と体感しました。

長女にもそんなことが見つかればいいなと思います。

中学時代の部活の先輩や同級生で今もお付き合いがある人もいるので、そんな関りが持てる人ができたらいいな、と思ったりもしています。

 

長女、じんましんになる

 

実はこの部活見学の期間中に、長女がじんましんにかかりました。

学校から電話があって、何かなと不安になって折り返したところ、「眼のまわりが腫れてる」とのこと。

そういえば、この日は朝から腫れぼったい目をしていて、それがひどくなったのかなーと思っていたので、

職場を早退させてもらい帰宅すると、かゆいのはどうも体のあちこちで…

腕をみたら「ありゃー」というくらいポコポコしていました。

眼科いかなきゃと帰ってきたのですが、皮膚科に行き先を変更し薬をもらって事なきを得ました。

じんましんの原因は不明なことがほとんどだそうです。

ひょうひょうとしていて、一見ストレスを感じていないように見えないながらも新しい生活に

長女なりにストレスを感じていたんだなと思い、いろいろ言いすぎたなと反省しました。

 


 

中学入って最初の大きな選択、部活動について書きました。

長女の部活選びを通して感じたのは言うまでもなく「中学生たるもの何かにうちこむべき」という私の偏った価値観でした。

中学生活を少しでも意義のあるものにしてほしいな、何かに打ち込んでほしいなという

私の勝手な願望を長女にかけてしまいました。。。

それでもきっと、入部しなかったら得られなかった経験ができればいいなと思います。

5月に入り、部活もポツポツと始まり、今は楽器の体験をしているそうです。

一つでも「これ、いいな」がみつかったらうれしいなと勝手ながら思っています。

 

お読みいただきましてありがとうございました。