とあるドラマを見ていて、セリフの中に
「これでいいんだ」
と相手に言うセリフがありました。
この時、「ん?」と思わずにいられなかった。笑
思い返すと、
香取慎吾さんと安田成美さんが出演していた『ドク』(1996)でも、この言葉のやりとりがあり、
ドラマのどの部分かは忘れましたがとても印象的でした。
「それでいいの?」と安田成美さん演じる日本語教師が尋ねると、
「それが、いいんです」と留学生役の香取くんが答える。
こんな会話だったと思うのだけど(なんせ25年前なんで)、時折、自分が「これでいいの」とか言っちゃう時に思い出します。
冒頭のシチュエーションでも、やっぱりこのことは思い浮かんだので、
よほど、「が」と「で」に思い入れがあるようです。
なんで、引っかかってしまうかというと
(あくまで主観です)
「これでいい」
なんとなくの妥協感。
本当はいいと思ってないけど、仕方なく納得している。
自分の意思じゃなくて、ほかの誰かによってそうしているという感じ。。。
が、してしまうのです。
これが、「これがいい」になると
自分で選んでる感じがする。
(仮に自分の思うところと違っても)納得している。
という一字ちがうだけで、
自分の意思での選択であること、前を向いてる感があるなと思うからです。
何がなんでも我を通したいと言うわけじゃなくて、
相手がいることならなおさら、
みんなが「それがいいね」と言えることを選択したいというか。
そんな感じのことを思います。
冒頭の言葉は、ドラマの流れでその人が選んだことじゃんか!って聞きながら思ったので
余計に引っかかったのかもしれないです。
一つでも「これがいい」と言える選択が多くなるといいなと思います。
お読みいただきありがとうございます。