3月31日

5年勤めた職場を退職しました。



 

研究機関は2つ目となった職場。

前職の研究室付とは違い、たくさんの人と関わる部署でした。

 

 

毎月のお給料を期日に支払う。

このいたってシンプルな目標に向かって10人前後の方があれこれやっておよそ6000人の給与の支払います。

もちろん関連部署もたくさんあるので、他の部署との連携も必須ですが、

これだけ多くの人の給与をこの人数で…と思ったものです(思えば以前働いてた会社も給与グループはかなりこじんまりだった)。

 

 

シンプルな目標だけど、毎月お給料が支給日に支給されることは、

一つ一つの業務の積み重ねの結果であって、当たり前ではないんだなとよく思いました。

 

よく思い出すのは、社内のシステムの不具合で、

今月分は滑り込みで銀行へ情報を渡せたけど、来月分はわからない…ということがあった時。

最悪、全員一律○○万円とかで支給するか、とか

今思えば冗談のような本当のような話がありました。

(システムが復旧して翌月の支給には問題はありませんでした)

 

通勤手当、扶養手当、住宅手当…

エビデンスがなければ支給には至らない手当も多いのですが、

当事者からなかなか連絡が来なかったり提出が遅れたり…^^;

遅れた分は手当によっては遡及したり(←当月に支給されるより手間が発生)。


 

私なんかは、通勤手当の算出をしたり

給与振り込みがきちんとされるように口座の確認することが主な仕事でしたが、

職員さんは毎月とても忙しい時期があるようでした。

 

だから、毎月給与が支給日に入るって、当たり前じゃないし、感謝することなんだな、と思えた仕事でした。

その一端を担えていたとしたらとてもうれしく思います。

 

入所の時から5年間しか働けない、とわかっていてもやっぱりなんだかさみしくて、

嫌になって辞めるわけでもないからなんとなくしっくりこない感じもしていました。

一緒に働いたみなさん、本当にいい方ばかりで、私は常々人に恵まれていて、とても幸せでした。

 

最終日には、ソープフラワーをいただきました。

しばらく飾って楽しもうと思います。



 

 

31日まで働いて、翌日からは別の機関で働く。。。

実感はまったくありませんでしたが、明日からはここにはこないんだなと思うと

さみしくもありました。

でもまた新しい扉をあけて、自分のできることを増やしていこうと思います。


ちなみに4月からの職場は全然違う仕事で

これはこれでとても刺激的なところです。

この件はまた別途書きたいと思います。


お読みいただきありがとうございます。