今日は立哨当番でした。
担当の交差点は片側2車線の比較的交通量の多い交差点で毎回ドキドキします。
その信号待ちで、班長さんらしき男の子と女の子が班長さんらしい悩みを打ち明けあっていました。
じゃれあう低学年男子をみて
「あー、ほんとやめてほしい」と女子
「離れちゃう子はいるしさ」と続けます。
「なんなの?かまってほしいの?ほっとけばいいじゃん」とクールな男子。
「担任にも言ったんだよー、でもさ、担任もおかしくてムカつくし」
「俺も言ったよー…」
その後も彼らの悩みの打ち明けは続くのだけど、
私は信号が変わるのが気になって内容は覚えていません。
一年生には一年生の、班長さんには班長さんの大変さや困ることがありますよね。
それにしてもこの時点で女の子はお母さん的視点というか、
「ちゃんと学校へ連れて行かなくては」という思いが生まれてるのかもなぁーなんて思いました。
思い通りにならないとやっぱりイラついちゃう。
今朝も私は反抗期入り口の長女の態度にイライラしけちょんけちょんに言ってしまったところでして
私はまだまだ彼女にちゃんとを求めてるんだなーってことや、
最近口ごたえされることにほんとーにイライラしてしまって、大人気なくなります…
班長さんだって、みんなを無事に学校へ連れて行くことに多かれ少なかれプレッシャーとストレスを感じていますよね。
それぞれの立場で思うことがありますね。
そして、大人はわかってくれない!って思ってしまう時期ってあるよなーって。
今朝の長女にとっての私がそうで、
私にとっては長女がそうで(子供か!と思うけど)
みんなどこかでわかってほしいと思っているわけで。
理解はしてあげられなかったとしても、やっぱり聴くのは必要だなと思いました。先日「聴くの器」の話を聞いてあー、そうだよなって思ったばかりなのに、私も修行が足りません。
そんな班長さんをがんばれーって思いながら見送ってもう渡り終わったかなーと思った頃、
一人の女の子が集団から遅れて歩いてきました。
聞けば、今日は体操着登校なのに私服で集合場所に行ってしまい、待たせるのも悪いので…(先に行ってもらって)そしたら思ったよりみんなが早くて。
とのこと。
多分6年生くらいなんだろうけど
しっかりしてるもんだなーと思いました。
何より初めて会った子なのに話をしてくれたことが嬉しかったな。
うちの娘たちは、集合場所に間違えて私服で行ってしまった時点で泣いていそうですが…
「お姉ちゃん(その子)を見送ったら私も(立哨当番)終わりにしようかな。追いつけるといいね」
と言って、横断歩道まで一緒に行って、
ちょうど変わった信号に小走りで向かいながら
「いってらっしゃーい」って言ったら
「ありがとうございました!」って軽やかに横断歩道を渡って行きました。
どの子にしてもいろいろ考えてのことなんだな…
娘のことももう少し寛容な態度でのぞみたいな、と思った出来事でした。
お読みいただきありがとうございます。