『私の家政夫ナギサさん』
毎週楽しみに観ています。
先日8話が放送され、次回が惜しくも最終回。
終わってしまうのはなんとも淋しい。
ずっと観ていてたくなるドラマです。
さて、以下ネタバレに当たるかもしれませんので、まだ観ていないという方はすっ飛ばしてください。
8話では主人公メイの気持ち、周りの気持ちもより大きく動いた回だったなーと思います。
その中でも私が心に残ったのは、
メイの部屋の隣人で、ライバル会社に勤める田所さんのお部屋が想像を越える部屋であったこと。
田所さんもまた、片づけられない人だったようです。
メイは家事や片づけがとても苦手ですが、
出来る人でありたいと思っているし、思われたい人で、(実際仕事は早いしできる)
だからこんなこと(家事や片づけ)ができない自分がいることを誰かに知られるのがとても嫌だったのでしょう。
田所さんもまた同じようなことを思い苦しんでいる人の1人でした。
そんな田所さんにメイがかけた言葉がとても良かったと思います。
「(ナギサさんは)誰かの助けを必要としている人をそばで見守って支えている」
なんだろう。
片づけできないと、部屋が汚いと、
その人自身を否定されるような気がしますよね。
みんなが誰でもできるって思ってるけど、
全然そうじゃないし、ほかに優先することがあれば、もちろん手が回らないことだってある。
それが度を過ぎてたら確かに体に不調をきたすのかもしれないけど、
できないとき、やりたくない時、もっと誰かに気軽に頼れたらいいのになって思います。
自分じゃ髪の毛切ったりカラーリングができないから、美容院に行くような感覚でいいと思うのに、
なんで「片づけできない」ってことがこんなに
人を苦しめるのかなぁ…そんなことを思った回でした。
こんなこと考えてるのは私くらいだろうな。笑
今は吹っ切れた感もありますが、私もその1人ですからね。
(私の場合はほかにこれ!という頑張れることがないのも残念ですが)
毎日仕事行って、お迎えいって、ご飯用意して・・・であっという間に
寝る時間になるし、早起きしたいから(ここしか時間がないので)
早く寝たいし、ってなると片づけは二の次。
できたときはラッキーと思って、なるべく溜めないようにして…みたいなことしかできないけど、
家族がなんとか元気に暮らしてるからそれでいっかってなる。
なんでも完璧を目指すとしんどいですものね。
その時何を頑張るか(力を注げるか)はその時で違うし、
毎日生きてるだけでもう立派だと思うし
自分だけじゃなくて、お子さんや旦那様のことも考えてる方はもうそれだけで充分です。
…なんだか話がそれました。
私の家政夫ナギサさん、楽しみにしてます♪
お読みいただきありがとうございました。