話が前後しますが、先日仕事以上に早く出て行き、とあるお話会に参加してきました。

子どもの国語力を伸ばすために親が家庭でできること

ここのところいろいろとお世話になっている、静香さんがFBでシェアされていたのをきっかけに知ったお話会。
しかも開催日の前日の朝!

講師の原田さんのことも静香さんのFBをみてちょこちょこチラ見(笑)
「勇気づけ×国語力」というのも気になっていました。
実は別件で気になっていることがあったのだけど、そちらは満員だったようで、
どうしようかなーどうしようかなー。とグチグチしていたのですが、
「最初に行きたい」と感じたのを大切にしてみよう。といくことを決意しました。
前日にも関わらず、メールで連絡すると、すぐに快諾メールが。
ドタキャンならぬ、ドタ参加(笑)
おそらくちょっとした有名人であろう原田さんに会ってみたい!というふうにも思っていました。
(どこまでもミーハーなんです)

そんなわけで、子供たちにも協力してもらい、
いつもより30分以上も早く家を出て、無事に電車にものれ、乗り継ぎも迷わず、
無事に現地到着。
会場は駅から近いので助かりました。

この日の参加者は3名。ドタ参加の私がいなければ2名だったようです。
お会いした二人の方は同じ母なのか!と思うほど
いろいろ考えていたり、やっていらっしゃる方で、これもまた刺激をうけるチャンスにもなりました。

1時間半とても内容の濃いものでした。  
今までの「国語」への考え方が変わるものでもありました。
途中、原田さんが絵本を読み聞かせをしてくださるのですが、
この歳で絵本聞いて、久しぶりにワクワクしました。
このワクワクを届けられる読み聞かせ、私はできてないなーって。
読み聞かせは想像力を働かせる、鍛えるのにとても有効なツールであると認識。
長女は最近自分で読めるようになったので、自分で読んでもらうことを勧めてたけど、
こうしてこちらが読むのもいいなと思いました。

私がこれは!と思ったポイントは「自分の考えがもてる子、言える子」にするにはというお話の中でのこと。
日常の小さなことを選択してもらい、どうしてそれがいいのか(理由)聞いてみること、
その積み重ねが考えることにつながるそうです。
また、理由があれば相手が納得するということも学んでいくとか。
確かにこちらの意見を押し付けるより「○○だからお願いしたい」といういう方が
相手も受け入れやすいと思うのです。(実際自分もそうだし)
普段はかなり娘たちに無理強いしてるなーと反省…
また、「嫌い」というのがあまりいい事でないような風潮がありますが
「嫌い」という感情も大切だということ。
絵本でもお菓子でも「好き」か「嫌い」かを聞いてみるっていいらしいです。できたら理由付で。自分の考えですからね。
私も「嫌い」といわれるとやたら反応していましたが、
それが子供の思うことなので、ちょっと冷静になって「どういうところが嫌いなの?」と聞けるようになろうと思いました。
まず、私が「嫌い」といわれることに慣れようと…

中身はまだまだあるけど、原田さんは元教員という方で、
今の学校のシステムとかどうかなと思うことも話してくださいました。
疑問には思うことはあってもこうだから仕方ない、と思うところが私にはあり、
そして私もそのような教育にどっぷり漬かってきた方なので、
変えていけるのかなんて考えたことはなかった。
学校では学校のやり方があり、子供たちはそれに一生懸命ついていってるわけだから、
家では言いたいことを言わせて(言いなりになるわけではなく、共感するのだそう)
やりたいことをやらせてあげたいものだなーと思いました。(理想です)

以下、自分のためのメモです。

◆語彙力を増やすためには類語辞典から書き出すだけでも有効
◆絵本は私(母)がワクワクするものを選べばよい
◆なんとなく話している毎日の言葉が国語力にもつながる
◆やる気ではなく、その気にさせる→できるかも!と思わせる

来ていた方の中に、漢字に詳しい方がいて、漢字って漢字練習とかのちょっと嫌なイメージが強くて、そこで嫌いになってしまうパターンが多いのだそうです。
もっと楽しく覚える方法を考えてる、楽しいと思えたら(これは「その気」にさせることですね)
あとは自分から学ぶようになるという話をされていました。

類語辞典の紹介や(早速購入したいと思っている)、「楽しい」を楽しいという言葉を使わないで表現するトレーニングの話なども聞けて、なんなら私が受けたいくらい。

移動時間の方が圧倒的に長かったけど、とても有意義な時間でした。
国語塾、通わせられたら親子ともども楽しそうだけど、
時間や費用を考えるとちょっと厳しい…
家でやれることからコツコツできたらな、と思いました。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。