舞台『ろくでなし啄木』
2011年1月15日(土) 12:30会場 / 13:00開演
@東京芸術劇場 中ホール
作・演出 三谷幸喜
出演 藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵

歌舞伎以外の舞台を観るのはこれが初めて。
いやーほんとに行けてよかった

実は前日まで18時の回に行く気マンマンで、危うくチケットを無駄にしてしまうところでした

昨年から、東京芸術劇場の芸術監督を務める野田秀樹氏と三谷さんの漫才影アナ

この二人。。。開演前から笑っちゃいました
ストーリーはさすがの三谷作品で、随所に笑いがちりばめられていました。
石川啄木(藤原竜也)が亡くなってから10年。
有名になった啄木の像の前で再会するテツ(中村勘太郎)とトミ(吹石一恵)。
思い出話を語りながら、トミが12年前に3人で一緒に旅行に行ったあの日のことについて教えてほしいとテツに切り出すところから物語が始まる。
そこからは大きく分けて3場面。
・トミの視点
・テツの視点
・謎解き
トミの視点で話した同じ日のことを、今度はテツの視点で語るから、同じ場面を2度。
そこに時折テツの心情が追加で語られる。
それがまたたまらなく面白くて爆笑の渦
特に、啄木にせがまれて話したテツの若かりし頃の話。
全裸で学校に忍び込んで一人運動会

警備員さんに見つかって柵を飛び越えたときの、勘ちゃんのジャンプ

超高かった

さすがです
その後の話がまた・・・ちょっとここでは書けないような内容で、その話を聞いたトミのリアクションに対するテツの心情がかわいくて面白くてお腹がちぎれるんじゃないかと思いました
この物語、温泉旅館の部屋での話なので3人は温泉宿の浴衣を着てるんですが、
物語の中でテツが裸になる場面が結構多くて。
逆に、裸から浴衣を着る場面も多いんですが、その手付きの鮮やかなこと
まぁ、着慣れてるから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど。
(てか、目の付け所が普通じゃないかも、私・・・)
表情の演技とか、上記のジャンプとか、歌舞伎で培ってきたものを全開にできたのは三谷さんの演出のおかげなんだろうなぁ。
啄木とテツのやりとりのなかでアドリブっぽい部分や(あれ、二人とも素っぽかったからきっとアドリブなんだと思う)、啄木の竜也くんが客席に質問を投げかけるシーンも。
三谷作品でなければなかったんじゃないかと。
同じ日の同じできごとを2人の視点で話すわけだから、まったく同じシーンがいくつも出てくるのに、全然飽きないってすごい。
竜也くんのクライマックスの長台詞も、苦悩する芝居も圧巻だったなー。
初の舞台鑑賞に、サイコーの作品を選んだと思います。
もう1回観たいなー。
2月の凱旋公演、チケット取れたら行きたいなー。