決断。 | ギャン父、毒母からの解放。アラフォーからの自分生き直しブログ

ギャン父、毒母からの解放。アラフォーからの自分生き直しブログ

自分の言葉で自己表現し、今と未来をより良く生きていきたい。回復途上ですが相談援助のお仕事もしています。書くこと話すこと…対話を通して人生の課題と向き合うお手伝いがしたい。ゆっくりまったり生きづらさから回復しながら生きてゆくのもいいもんだ♪

ソーシャルワーカーこまりです。

事業所を一つ閉鎖してみました(ーー;)
(サラッと言うな!)

居宅介護支援事業所を今年末、つまり今月末で閉所することにしました。

理由は色々あります。

理由その① もう一つの事業、相談支援事業/障害児相談支援事業のウエイトが大きく膨らんできたこと

有り難いことなのか?複雑な所なのですが、児童の相談がものすごく増えています。
そして制度改正によりモニタリングの頻度や加算要件などにも変更があり、受け持ち件数が増えなくても月当たりの対応件数は増加します。単純に考えても業務量増加です。

理由その② 居宅介護支援事業所の管理者要件が変わった事

経過措置はありますが、管理者は主任介護支援専門員でなければならないとなりました。
私の実務経験では経過措置期間内に主任ケアマネを取得するのは不可能です。
だったら主任ケアマネを管理者として雇用すればいいではないか、となります。
確かにそれはそうなのですが、脆弱な法人で主任ケアマネを雇い続ける経済的な「体力」がうちにあるのか…?となれば、経営者として自信がありません。
それに関連して、私自身がこの「介護支援専門員」という資格を更新し続けることがしんどくなったというのがあります。
専門研修Ⅰまでは何とか受講済です。来年Ⅱ(更新研修)を受講すれば介護支援専門員の資格は継続できるのですが…。
研修の内容や期間、課題、受講料など時間とお金と労力と…エネルギーをかけて取り組みたいものではありません。(これはあくまで私の個人的な想いです。)

ざっくりいうとこの二つが今回閉所を決断した主な理由です。

今回よく考えたのは、経営者として制度との付き合い方です。
事業を起こす、実施するということは制度の枠組みの中でどう相談援助を行っていくか、ということです。
制度には守られている部分もあり、また、制約される部分もある。
そんな制度とどう付き合っていくのか、その中で何を行うのか、行わないのか
決めていかねばなりません。

私は「ケアマネジメント」という手法、考え方で相談援助を続けて行きたい。
これは事業として、制度としてのケアマネジメントとは少し違っています。イコールではありません。

居宅介護支援事業所で介護支援専門員としての相談業務はしないことになりましたが
ケアマネジメントは続けます。

1人で株式立ち上げて細々と相談なんかせずに
児童デイサービスとか介護保険でも通所や訪問系も運営して、人を雇って事業を回していくのが社会的ニーズにも対応した経営者なんだろうとは思います。
色んな相談を受け、地域の実情を見聞きするにつけても、一人でコトコトするよりは誰かと組んで、例えばNPO法人なんかにしてきちんと組織で社会に対応できた方がいいのかもしれない、と何度も思いました。
でも、今の私の実力では
これが精一杯。

私一人でできる事の限界です。

いつか、本気で人と組んで社会問題に立ち向かえる日が来るのか?
組みたいと思う人に出会えるのか?

そこはまだ未知数です。