早朝の庁舎前清掃をサボタージュし、午前中に事務処理を終わらせるためにせっせと働く。
午後は溜まった帳票を編綴し、自分の机周りを重点的に片付けた。
あらかた掃除を終えていざ帰宅という所で、有志で忘年会となる。
この時点で妻に連絡をしなかったのが諸悪の根源である。
あれよあれよと時は進み、中締めとなる。
何やら近くで他部署が呑っているらしい。
そんな噂を酒好きが聞きつけ、挨拶だけと会場に流れ込む。
当然、歓迎されて第二ラウンドのコングが鳴る。
時計の針は戻らない。
何故か私はナンバー2の隣に座り、お暇が出来ない状況を自ら作っていた。
妻からのLINEは淡々とした文章であり、何故もっと早く連絡しないのか、という怒りが感じられた。
妻には仕事に疲れた体で子ども達の世話を任せて申し訳ない。
それと同様に子ども達にも申し訳ない。
嗚呼、17時半頃からやり直したい。
そう思った今年の仕事納めだった。