昨夕、コマオは京都を訪ねた。
久しぶりの京都である。
18時半に河原町に着いたコマオは御池に車を停める。
御池という響きすら、コマオを感動させる。
僕は帰ってきた。
京都の街でホセの結婚式と二次会が開催された。
コマオは二次会からの参加のため、少し時間を潰すことにする。
コマオは当たり前のように高瀬川を下り、祇園に向かう。
目的地は八坂神社前のスターバックス。
ここで昔、Tる君がKンKンに土下座したとかしないとか。
とにかく、思い出のスタバでアイスコーヒーをやった。
コマオが翌日の業務内容を思案していると、携帯が鳴る。
Tる君が三条に来いと言う。
具体的な場所はチャベスが教えようとしてくれた。
しかし、彼の日本語はよく分からなかった。
はやる気持ちを抑え、究極の躁状態の中、コマオは三条に着いた。
向かいの歩道に見慣れた、いつもと変わらない彼らの姿があった。
そして、間もなくオスギは雑踏に消えて行った。
彼もまた、様々な思いを背負い、生きている。
コマオはオスギの背中に強く手を振った。
パーティ会場は和やかな雰囲気に包まれていた。
これらは全て、ホセの人徳によるものだろう。
ホセはたくさんの人に愛されている。
幸せ真っ只中のホセに言える事は、こんなもんじゃないと言う事。
この先、昨夕よりもっともっと幸せな瞬間が君たちに訪れる。
必ず来るその日まで、夫婦仲良くせなあかんよ。
パーティが終わり、コマオは日常に戻る。
御池に停めた車に乗り込み、名神から中国道に乗り換える。
オスギからの電話は取らなかった。
コマオはコマオで、彼もまた背負っている大事なものがある。