台風が来るのをわかっていながら嫁に会いに行った日のブログ | コマオオフィシャルブログ

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結論から言えば好きにしなさいと言うことになる。

昨日までに大型で強い台風が接近していることは知っていた。

けれども、今日は嫁の健診の日。

せっかく仕事が休みなので前々から付き添うことを約束していた。

しかし、大型で強い台風は接近中である。


昨日、夜勤明けのコマオは少し仮眠をとり、14時ごろにスマートフォンで台風情報を確認した。

いい感じで近畿地方にさしかかる様子である。

予定では18日に嫁の実家を訪ね、宿泊し、19日に健診に付いて行き、晩には寝床へ戻るつもりであった。

しかし、大型で強い台風は以前勢力を保ちながら接近している。


嫁の実家は海と山のすぐ側にある。

少し歩けば海水浴場があり、夏場はたいそう栄えるらしい。


海山が近いことは危険と隣り合わせである。

今回のような台風が来ると、雨風ともに強くなり、波は荒れる。

道路は冠水する恐れがあり、山側の土砂は崩れる危険がある。

したがって、高速道路は通行止めになってしまう可能性がある。


台風の進路予想を見たコマオはご実家の訪問に少しためらっていたが、俺も男だと自らを奮い立たせ、手土産のチーズケーキを買いに行った。

もし、嫁の実家から帰れなくなっても、明後日の仕事は断固休むと言い聞かせた。


小雨のぱらつく中、観音屋でデンマークチーズケーキを購入する。

これはすべらない神戸土産の一つである。

一つ二つなら行くのをやめて自分で食べてしまいそうだったので、六つ入りを購入し、後戻りのできない状態に自分を追い込んだ。


嫁にメールを打ち、いざ、高速道路にのる。


最寄のインターから嫁の実家までは、だいたい1時間くらいで到着する。

コマオは自身の内側に潜む恐怖を振り払うため、アジアンカンフージェネレーションを大音量でシャッフルした。

行きは小雨と少々の風が吹いていただけである。

しかし、普段は穏やかな目前の海が小悪魔のように見えた。


嫁は普段と変わらず実家ライフをエンジョイしていた。

晩ご飯は外で済まそうという話になり、市街にあるしゃぶしゃぶ屋さんを訪ね、コマオらには意味のない食べ放題で腹を満たした。

せっかく食べ放題なのでお代わりを注文したが、だいぶん残した。

食べ物の神様すみません。


夜が更けていくにつれ、窓に当たる風が強まる。

コマオの内側に潜む20日に出勤できないかもしれないという恐怖は再び膨張していく。


そんな今朝、コマオらは義母に起こされた。

早く病院行かな、冠水したらどうすんのと笑われた。

全く、その通りである。


パンとコーヒーを流し込んだコマオらは強い雨の中、産院へ出発した。

途中、海岸沿いの国道では白波が牙をむき出しにし、防波堤から海水が流れ込んでいた。

何かポニョいそうと嫁は笑っていたが、冗談ではない。


片側通行の交通規制がしかれていたが、コマオらは問題なく産院に到着する。

今日は前回の検査結果を聞くのがメインである。

子は特に問題ないとのこと。

強いて言えば、頭が小さいかもねと担当医はおっしゃった。


健診を終えたコマオらは道草食わず、ご実家にリターンする。

ご実家に到着すると、少し早いが昼食を食べ、早々に寝床へ戻る準備をした。

とりあえず、明日は欠勤しなくて済みそうだ。

コマオは内なる恐怖を完全に払拭した。