コマオは昨日の応援で日焼けした。
日焼けした顔が火照る中、フットサルの大会に出場する。
声を出しすぎて喉と肺に痛みが残る。
しかし、コマオは貪欲に1点を目指す。
今回のチームはI藤さんとY末さんを助っ人に入れ、T中、N林、M、K本とコマオの7人で交代しながら戦った。
I藤さんはいわゆるキーパーに専念してくれるので、非常に助かる。
N林の作戦では前半は前にY末さん、コマオの二人を置き、後半は前の二人を交代し、相手が疲れたところでスピードのあるM、パワーのあるK本を投入する。
後ろはN林とT中で堅め、球をちらす。
今大会は参加チームが8チームと少なめ。
A、Bの2ブロックに分けて予選リーグを行い、各ブロックの同順位同士で順位決定戦を行う。
コマオらは前回、優勝を目指して最下位に終わったため、特に気負いはなかった。
緒戦が始まる。
前半、とりあえずコマオとY末さんは前からプレスをかけまくることに専念する。
そして、スキあらばシュートを打つ。
いつものようにT中の先制弾で試合を優位に進めると、コマオにもチャンスが巡ってくる。
7分間の内、ドフリーでのシュートが2本、混戦の中でのインサイドが1本あったがいずれも結果に結びつかない。
1-0で折り返した後半はさらに3点追加し、終盤に失点したものの4-1で勝利した。
2戦目、とりあえずコマオとY末さんはプレスをかける。
残念ながらチャンスはなかったが、この試合も1-0で折り返す。
後半はN林の強烈なフリーキックが決まるなど、3-0で勝利した。
グループリーグ最終戦は2連勝同士の戦いとなる。
相手のユニフォームがインテルのそれであった。
青と黒は愛すべきクラブだけ。
コマオは偽者相手に燃えていた。
例のごとく、コマオとY末さんのプレスがあり、コマオの振り向きざまシュートがあるが得点には至らない。
勝負は後半に持ち越し、先制、追いつかれ、追加点を挙げて2-1で勝利した。
グループリーグを終えてコマオらは3連勝の首位で決勝へとコマを進めた。
コマオらの対戦相手はグループリーグを全て2-1で勝利したチームである。
先制したら勝てるかもしれない。
コマオらはここに来てやっと優勝を目指す。
試合は接戦であった。
お互い数少ないチャンスを活かせずスコアレスのまま時間が過ぎる。
相手チームはかなりガチガチに守り、コマオらはカウンターを気にしすぎて思い切った攻撃ができない。
試合終了の笛が響き、勝負はPK戦となる。
PK戦は3本勝負である。
緊張の中、1本目、相手チームが枠を外す。
コマオらは3人とも決めて、結果、0-0(PK3-2)で勝利した。
つまり、優勝した。
今回、優勝で結果を出したコマオらだが、個人的にはまたしてもノーゴールであった。
前でプレイする以上、得点を挙げる必要がある。
コマオは少々落ち込み、5月の大会での得点を誓った。