コマオの相方はびびりである。
今日はふたり揃ってお休みだったので午前中を怠けていた。
午後の予定についてお話していると、網戸がぼんと鳴った。
コマオらがベランダを覗くと網戸越しにコウモリがうつ伏せに倒れている。
網戸で負傷したのかあまり動かない。
相方はコウモリを確認すると、以後、ベランダに近づかずにコマオに指示をする。
コマオはコマオでびびりであるからコウモリを処理できない。
いたずらに過ぎる時間の中で洗濯機が完了の合図を発した。
仕方がないのでコマオはバドミントンのラケットを使用し、コウモリをベランダの隅に追いやった。
ほんの少しの思い遣りに霧吹きで水をやると、コウモリは小さな口を目一杯開けてガブガブしていた。
洗濯物を干し、相方のタイヤ交換や郵便局など午前中の用事を片付ける。
コマオらは三宮に向かう。
パスタでランチを済ませ、大丸に到着したコマオらは二階へ向かった。
エレベーターを降りてかるてぃえを訪ねる。
さんざん迷った挙げ句、コマオと相方は結婚指輪にかるてぃえを選んだ。
本日、コマオは生涯の誓いの証を購入した。