コマオの発つ日4時にセットしたアラームよりも30分早く目が覚めた。荷物を持ち、寝床を出たのは4時過ぎだった。車には夜露が垂れ、秋の寒さを演出している。明け方の国道は滞ることなく順調にコマオを駅へと運ぶ。厚めのパーカーを選んで良かったとコマオは思う。温度計は12度を指していた。駅に着いたコマオはコンビニで朝食を購入する。そして、乗車券を買う。ここでコマオは誤りに気付く。目的地よりも160円も安い物を選んでいた。寝ぼけているなと薄く笑った。コマオは5時前の電車に乗り、新大阪を目指す。