おいしく食べて竹林整備
「竹害」ってご存じですか？
春の味覚としてもおいしいタケノコですが
その成長スピードは目覚ましく
10日で数十㎝
ピーク時には1日で1m以上伸びることもあるそうです。
竹林がきちんと管理されていれば問題ないのですが、
放置された竹林が増えることで
他の植物の成長を妨げ
枯らしてしまうほど日光を奪ったり、
根が浅いので、
大雨が降ると土砂災害が懸念されたり
イノシシやシカといった獣の住処になりやすく
獣害にもつながりかねないという。。。
「竹害」
私の住む山口県も
竹林の面積が全国的に見ても高く、
竹林所有者の高齢化と後継者不足も相まって
管理されず放置された竹林が増えており、
「竹害」は深刻な課題となっています。
私が竹害を知るきっかけとなったのは
株式会社 樹 さんが販売している
「めんま維新」
かすかにピリ辛で
しょうゆ辛過ぎず、絶妙な味わいで
白ごはんがめっちゃすすむ
常備しておきたいご飯のお供なのですが、
こちらの商品が
放置された若い竹（幼竹）を加工して作られているということを知ったから。
今までメンマというと
ラーメンの上に乗っていて
中国や台湾産なイメージでしたが、
ちなみに、中国産のメンマの種類は麻竹（まちく）
日本で自生している多くは竹は孟宗竹（もうそうちく）という品種で別物。
成長スピードの違いから、
日本の孟宗竹でメンマを作るという発想自体が
数年前までなかったそうです。
純国産のメンマで、
なおかつ竹害をどうにかできないか、と
開発された商品なので
地域のためにもなりますし
SDGｓにもつながりますよね。
そんな背景も踏まえて
子どもたちにもぜひ知ってほしいと
日本キッズ食育協会のカンファレンスに
「めんま維新」をご協賛いただき
山口県トレーナー代表として
山口市出身の古賀トレーナーとともに
商品をご紹介させていただきました。
株式会社 樹 さま、ありがとうございました！
（写真提供 株式会社 樹 さま）
そのままだけでなく
おかずとしてお肉と一緒に炒めてもおいしいです
（写真提供 株式会社 樹 さま）
樹さんでは、
竹が資源であることを知ってもらいたい！と
子ども向けの体験プログラムなども開催されています。
そして今回、
なんと、偶然！
愛媛県からも同じ想いで
活動をされている
hinel（ヒネル）様からも
めんまのご協賛がありました！
一度見たら忘れられないかわいらしいパッケージ
純国産メンマプロジェクトも発足しており
全国で様々なメンマ商品が
開発されているようです。
放置竹林・竹害は
全国共通の課題。
あなたの町の近くでも
オリジナルメンマが作られているかもしれません。
身近な食べ物から
地域環境や森を守る
SDGｓな取り組みがあること
キッズ食育トレーナーとして子どもたちにも伝えていきたいと思います
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